日本のスワップミートの草分け的イベント 「A-DAY」が雨天の中、開催
2021年10月31日に山梨県『ふじてんスノーリゾート』にて恒例のスワップミート、『A-DAY』が開催されました。当日の会場はどのような雰囲気だったのでしょうか。
21回目を迎えた「部品交換会」
東京での新型コロナウイルス、新規陽性者数の7日間平均が2週間連続して50人を下回り、飲食店の時短営業要請が全国的に解除されたことによって、いよいよイベントも動きだしそうな予感がするこの頃ですが、去る2021年10月31日に山梨県『ふじてんスノーリゾート』にて恒例のスワップミート、『A-DAY』が開催されました。

今年で21回を数える同イベントは、いわば“部品交換会”といえるもので、各ショップが不要パーツやお宝の旧車系パーツ、ウエアなどを持ちより、それをユーザーが安く購入するというものなのですが、こうした催しが浸透しているのも我が国のカスタムシーンの成熟を示しているのかもしれません。
ちなみに今回の『A-DAY』は出店84件、来場者数は2700人ほどだったとのことですが、当日は生憎の雨模様。しかしながら昨年の2800人という動員と比較すると、悪天候や新型コロナの影響はさほどなかったといえるでしょう。

また、こうしたショッピング・イベントである“スワップミート”といえば、じつは荷物を運べるクルマでの来場者が増える小雨くらいの天候が出店者の売上増加に繋がるとのことで、何もネガティブな要素ばかりではないということも知っておきたいところ。もちろん、秋の好天の中、バイクで出かける方が気分もイイのでしょうが、お目当てのパーツを探して、それをクルマで持ち帰るのも楽しみの一つであることは間違いありません。
そしてもちろん、当日は雨にも関わらずバイクでの来場者も会場へ多く訪れ、秋の一日を楽しんだ様子。この先、新型コロナウイルスが収束するかまだまだ予断を許さない状況ですが、すでに2年近くの自粛や発令を繰り返す緊急事態宣言下の中、久々に県境を跨いでの行動制限が解除された今、皆さんバイクを大いに楽しんでいたのが印象に残りました。雨でもバイク、という根性には脱帽です。

当日は昨年に引き続き、入場口での検温や手指の消毒、万が一クラスターが発生した場合の対策として入場者の住所記入など万全の体制で開催された『A-DAY』ですが、来年こそ新型コロナウイルスの感染拡大が収束し、いつもどおりの光景となることに期待したいところ。ユーザーが安価にパーツを手にすることが出来るこうしたイベントは日本のカスタムカルチャーの“根”を支えるのに、絶対に不可欠です。
そろそろ全国各地で(感染拡大対策をしつつ)イベントが通常どおりに開催された、というニュースも聞こえ始めましたが、この先も油断せず、バイクを楽しみたいものです。
【了】
Writer: 渡辺まこと
ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。

















