『アベンジャーズ』ルッソ兄弟製作! 事実に基づく戦争アクションドラマ『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』

『アベンジャーズ』シリーズなどのプロデューサーであるルッソ兄弟が制作を手掛けた、衝撃の事実を基にした社会派戦争アクション映画『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』が、2021年11月19日(金)より全国ロードショー中です。

事実に基づく極限の戦争アクション

 ジョーとアンソニーのルッソ兄弟が制作を手掛けた『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』は、衝撃の事実に基づく社会派戦争アクション映画です。

『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』(c)2020 Picnic Global LLC. All Rights Reserved.

 ルッソ兄弟といえば、『アベンジャーズ』シリーズや『キャプテン・アメリカ』シリーズを手掛けてきたヒットメーカー。どの作品も、電動スポーツバイク「LiveWire」に乗るブラック・ウィドウや、「WLA」~「ソフテイルスリム」~「ストリート750」と作品毎にハーレーダビッドソンを乗り継いできたキャプテン・アメリカなど、バイク映画としても楽しめるスーパーヒーロー映画でした。

ハーレーダビッドソンの電動スポーツバイク「LiveWireプロトタイプ」

 しかし本作は一転、米ザ・ニューヨーカー誌に掲載された事実に基づく記事の映画化作品。全米で大きな話題となった同記事を読んだルッソ兄弟は、この事実を世界に知らしめなければと映画化権を取得し、自らの製作会社でプロデュースに乗り出したそうです。そして彼らが監督に指名したのは、ロバート・レッドフォード監督作『大いなる陰謀』(2007年)や、ブラッド・ピット主演作『ワールド・ウォー Z』(2013年)の脚本家として知られるマシュー・マイケル・カーナハンです。

 本作の製作意義を汲み取ったカーナハンは監督デビュー作ながら、「アラビア語を母国語とする俳優を起用しなければ意味がない」と難しいキャスティングに挑戦。アカデミー受賞作『ハート・ロッカー』(2008年)のスへール・ダッバーシや、ルッソ兄弟が製作した『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020年)のアダム・ベッサなど、実力派や若手らが集結しました。

 物語の舞台となるのは、長引く紛争ですっかり荒廃してしまったイラク第2の都市モスル。この地で働く21歳の新人警察官カーワは、ISIS(イスラム過激派組織)に襲われたところを、あるSWAT部隊に救われます。部隊を率いるジャーセム少佐は、カーワが“ISISに身内を殺された者”という入隊条件を満たしていたことから、その場でSWATの一員に徴兵。彼らは10数名の元警察官で編成された特殊部隊で、本部からの命令を無視して独自の戦闘を行っていたのです。しかし彼らを繋ぐ“使命”は秘密で、カーワにも明かされません。やがて、手段を選ばない激烈な戦闘の果に絶望的な状況に陥る部隊でしたが、ISISの要塞へと向かう決断を下します──。

『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』(c)2020 Picnic Global LLC. All Rights Reserved.

 果たしてSWAT部隊の本当の目的とは? 衝撃と感動に魂を揺さぶられる極限の戦争アクションドラマ『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』は、2021年11月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開中です。

『モスル ~あるSWAT部隊の戦い~』予告編

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