小型二輪免許を取得したい学生さん必見! 取得の条件と流れは?

排気量が125cc以下の小型二輪は、普通自動車と同様の法定速度で走行できる点など、通勤通学にぴったりの車種といえます。取得するための条件や手続きの流れは、どのように設定されているのでしょうか。

16歳から取得できる実用性の高い小型二輪免許

 小型二輪免許(小型限定普通二輪免許)は、原付二種のバイクに該当する排気量125cc以下の小型バイク、または定格出力1.0kW以下の小型の電動バイクを運転できる免許です。取得するための条件や手続きの流れは、どのように設定されているのでしょうか。

小型二輪免許(小型限定普通二輪免許)は、排気量125cc以下の小型バイクを教習所で使用します

 まず、小型二輪免許は16歳から取得できます。また、まだ免許を持っていない人でも、教習所のカリキュラムを順調にこなせば1~2か月で卒業試験を受けることができます。なお、16歳未満であっても教習所に入校することは認められているため、早く免許が欲しい場合は、16才になる誕生日の1~2か月前ぐらいを狙って、教習所に通うと効率的です。

 年齢以外の必要条件としては、視力検査や色彩識別検査、運動能力検査、聴力検査などがあり、これらは教習所入校の際にチェックされます。

 続いて、小型二輪免許取得までの流れについて解説していきます。まず自動車教習所(公認)に通う場合、技能教習と学科教習を修了し、卒業試験で70点未満にならなければ教習所は卒業です。その後に、最寄りの運転免許試験場で受験をします。この際、教習所を卒業しているため技能教習は免除され、適性試験と筆記試験に合格すれば小型二輪免許が交付されます。

教習所には通わず運転免許試験場でダイレクト免許取得受験することも可能です

 また、あまりメジャーな方法ではありませんが、もし自信があるなら教習所ではなく運転免許試験場に行き、ダイレクト受験(一発試験)で小型二輪免許を手に入れることも可能です。この受験方法のメリットとして、教習所に通うより早く、安く免許を手に入れることが可能な点が挙げられます。ただし、試験に一発で合格する知識と運転技術が求められます。

 ダイレクト受験を受ける場合、試験科目として適性試験と筆記試験のほかに、技能試験を受ける必要があります。技能試験は予約制で、適性試験を受けて、合格してからでないと受験資格が与えられません。すべての試験を合格したら、取得時講習と応急救護講習を受けて、免許が交付されます。

 小型二輪免許取得までの費用は、通う教習所によって値段が異なります。また、クルマの運転免許(普通自動車免許)を持っているかいないかで教習所のカリキュラムが変わる点が大きな特徴です。

 18歳以上でクルマの運転免許がある場合、費用は10万円ほど、カリキュラムは技能教習10時間、学科教習1時間程度とされています。

クルマの免許を取得していることで教習カリキュラムは技能教習10時間、学科教習1時間程度で終了します

 一方、運転免許がない、または原付免許だけの場合はカリキュラムで免除される科目がないため、費用も高くなります。技能教習12時間、学科教習26時間に加え、費用も15万円~20万円程度かかる可能性があります。正確な金額を知りたい方は、一度最寄りの教習所で確認してみると良いでしょう。

 教習所卒業までの日数も免許の有無で異なります。クルマの運転免許を持っている場合、問題がなければ2~3日で教習所のカリキュラムを修了し、卒業試験を受けられます。しかし、運転免許がない、または原付免許のみ所持している場合は、受講日数が必要です。

AT小型限定二輪免許専用の車両で教習を行います

 また、スクーター限定の免許として「AT小型限定二輪免許」も存在します。運転可能なバイクが125cc以下のスクーターに限定されますが、小型二輪免許よりも免許取得の費用が安くなる点が特徴です。

 実際に通勤や通学に使う場合、選ばれるバイクはマニュアルのシフトチェンジするバイクより、スクーターになる傾向があります。スクーターのみに乗ると決めている方には、AT小型限定二輪免許のほうが良いかもしれません。

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 小型二輪免許は16才から取得可能であり、コスパの良い125ccクラスのバイクが乗れる使い勝手の良い免許です。また、取得する際は、クルマの免許所持の有無で教習所に通う期間や費用が変わります。

 取得すると通勤や通学時にぴったりの125ccバイクを運転できるようになるため、取得しておいて損はない免許といえそうです。

【了】

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