イタルジェット「ドラッグスター」最新モデル公開 有名パーツブランドとコラボした「パワーパーツ」を新たに設定【EICMA 2021】
イタルジェットは、「ドラッグスター」の最新モデル(海外仕様車)を2021年11月25日から28日にかけてイタリア・ミラノで一般公開されるバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。最新モデルでは有名パーツブランドとコラボした「パワーパーツ」をアクセサリーとして設定しています。
低重心化を実現した最新モデル
イタルジェットは、「ドラッグスター」の最新モデル(海外仕様車)を2021年11月25日から28日にかけてイタリア・ミラノで一般公開されるバイクの見本市「EICMA 2021」で公開しました。

2018/2019年のEICMAにコンセプトモデルが展示され、2020年からは日本での販売も開始されたドラッグスターは、アルミダイキャスト製のプレートを備えたトレリス形状(パイプを三角形状につなぎ合わせた形状)のフレームを備えた個性的なスクーターモデルです。
新型モデルにおいては125cc(最高出力13HP)と 200cc(最高出力18HP)エンジン仕様の2タイプが用意されたドラッグスターでは、フットレストの下に配置された9リットルの燃料タンクによって車両の重心を下げ最適化。
特許取得済みのインディペンデント・ステアリングシステム(ISS)を、新しい鍛造アルミ製シングルアームに接続し、最大限の強度と走行精度を実現しています。
また、ブレーキにはブレンボ製のディスクブレーキを採用し、BOSCH社がイタルジェット社のために独占的に開発・製造したABSを標準装備しています。
そのほか、イタルジェットは新型モデル用として、2種類のアクラポヴィッチ製サイレンサーやマッロッシ製の遠心クラッチ強化キット、Andreani Suspensions社と共同で開発したオーリンズ製ショックアブソーバーなど、有名メーカーとコラボした「パワーパーツ」を新たに設定しています。
現代の市場において際立った個性を放つイタルジェット「ドラッグスター」。日本への導入時期が気になるところです。
【了】