ヤマハ「R1 GYTR VR46 Tribute」 偉大なる功績を残したロッシ選手に贈呈【EICMA 2021】
ヤマハは、2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」のイベント「One More Lap」で、今季限りで引退をしたレジェンドライダー・バレンティーノ・ロッシ選手に特別仕様車「R1 GYTR VR46 Tribute」を贈呈しました。どのような一台なのでしょうか。
高い性能を発揮する特別仕様車
ヤマハは、2021年11月25日からイタリア・ミラノで一般公開されているバイクの見本市「EICMA 2021」のイベント「One More Lap」で、今季限りで引退をしたレジェンドライダー・バレンティーノ・ロッシ選手に特別仕様車「R1 GYTR VR46 Tribute」を贈呈しました。

26年前にデビューしたロッシ選手は、MotoGPの歴史の中で最も重要な人物も一人であり、魅惑的で記憶に残るパフォーマンスを披露することで、新しい世代のライダーたちに多大な影響を与えてきました。
今回、ロッシ選手に贈呈されたR1 GYTR VR46 Tributeは、MotoGP、250cc、125ccの各クラスで9回の世界チャンピオンを獲得し、425回のレースに出場して115回の優勝、235回の表彰台を獲得したロッシの輝かしい功績を記念した一台で、友人であり、長年に渡りロッシ選手のヘルメットをデザインしてきたアルド・ドルディ氏がプロデュースした特別なカラーリングを施したユニークな車両です。

R1 GYTR VR46は、ヤマハ純正アクセサリーのパフォーマンス部門である「GYTR(Genuine Yamaha Technology Racing)」が開発し、2022年に発売される予定のカーボンファイバー製フェアリングキットやフルカーボン製リアサブフレームを装備したうえで、タンク容量を22Lに拡大するなど、軽量化を考慮して設計。

オーリンズ製サスペンションやGYTR製フロント/リアスプロケットなどのGYTRパーツに加えて、スーパーバイク世界選手権での優勝経験を生かしたスペシャルパーツを備えることで、ロッシ選手がサーキット走行を楽しめるようにセットアップされています。
V46アカデミーで若手の育成にも力を入れてきたロッシ選手が、引退後にどのような活躍を見せてくれるのか期待が高まります。
【了】