インディアン「チーフ」カスタム第2弾 米国で活躍する日本人ビルダー・高峰剛氏とのコラボマシンを公開
アメリカ初のバイクメーカーであるインディアン・モーターサイクルは、生誕100年を迎えた「チーフ」の2022年モデルをベースにしたカスタマイズ・プロジェクト第2弾の完成車を公開しました。どのようなカスタムが施されたのでしょうか。
ブラットスタイルらしいシンプルな佇まい
アメリカ初のバイクメーカーであるインディアンモーターサイクルは、生誕100年を迎えた「チーフ」の2022年モデルをベースにしたカスタマイズ・プロジェクト第2弾の完成車を公開しました。

米国で活躍する日本人ビルダー「ブラットスタイル」の高峰剛氏によって製作された最新のチーフ・カスタムは、インディアンモーターサイクルが選んだ 3 人の著名な カスタムビルダーが、2022 年式のインディアン・チーフをベースにカスタムを施すシリーズ第2弾の車両です。
高峰氏は、これまでにヤマハ「SR」や「XS」しリーズなどをベースにしたカスタムで一世風靡し、国内外から高い評価を得ているカスタムビルダーで、8年前より拠点を米国カリフォルニアへと移設。
以降はビンテージバイクにも深く関わり、インディアン・モーターサイクルとの関係性も深めていきました。

また、今回のカスタムバイクは、『マッドマックス』や『マッド・ガンズ』に出演する俳優のニコラス・ホルト氏のために製作したもので、インディアンモーターサイクルのデザイナーであるオラ・ステネガルド氏が高峰氏にチーフの初期スケッチを見せたことでスタート。
高峰氏が掲げた「派手ではなくシンプル」というヴィジョンを達成するため、幅を縮め、高さを低くしたガソリンタンクや1937 年型フォードのリアフェンダーを流用したリアフェンダー、工作機械で製作したフォークカバーやチェーンガード、メガフォンマフラーなどを備えることで「ブラットスタイル」らしいカスタムバイクへと仕上げられています。
なお、インディアンモーターサイクルの発表によると最後のカスタムプロジェクトとなる第3弾は、フリースタイル・モトクロス界のレジェンド、キャリー・ハート氏によるものとなる予定です。
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