BMW Motorrad「R18 M」公開 大型クルーザーをスポーティにアレンジした最新カスタム
BMW Motorradは、イタリア・ベローナで開催されたバイクの見本市「Motor Bike Expo 2022」でクルーザーモデル「R18」をベースにした最新カスタム「R18 M」を公開しました。どのような一台なのでしょうか。
「BMW M」の持つスポーティなイメージをR18に反映
BMW Motorradは、イタリア・ベローナで開催されたバイクの見本市「Motor Bike Expo 2022」でクルーザーモデル「R18」をベースにした最新カスタム「R18 M」を公開しました。

日本においては2020年5月より受注を開始したR18は、BMW Motorrad史上最大排気量となる1802ccのボクサー・エンジン(水平対向2気筒)を搭載し、往年のモデル「R 5」をオマージュしたデザインを採用した大排気量クルーザーモデルです。
イタリアで公開されたR18 Mは、BMWイタリアの協力のもと、現地のバイク雑誌「LowRide」が企画し、バイクショップ「American Dreams」が製作した一台で、シャシー、サスペンション、ボディワーク、アクセサリーを中心に手を加え軽量化。
BMW M社のロゴに使用されているブルー、パープル、レッドを取り入れたペイントやグラスファイバー製ウインドシールド、シングルシートカウルの採用によりスポーティな印象に仕上げられています。

R18 Mのディレクションを行ったLowRideのGiuseppe Roncen氏は次のようにコメントしています。
「R18は、安定性、ロング・ホイールベース、そして軽快なスタートを可能にし、スポーティでレトロなルックスにふさわしいと私たちは考えています。R 18 Mのデザインには、BMWモトラッドの伝統と四輪車のヒントが隠されています。
そのポテンシャルを体験することに、私たちは好奇心を持ち続けています。大幅に軽量化されたこのバイクは、誇張することなく、よりコンパクトで前方に荷重がかかるライディング・ポジションによって、扱いやすさも向上するはずです」。
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2021年には派生モデル「R18 Transcontinental(コンチネンタル)」や「R18 B」がラインナップに加わるなど、モデル拡充が進むR18シリーズ。今後、どのような派生モデルが誕生するのか期待したいところです。