30万円以下で購入できる原付二種をピックアップ!

原付二種を新しく購入するにあたって、比較的安くコストを抑えたいという人もいるかもしれません。2022年1月現在、30万円以下で購入できる原付二種にはどのようなモデルが販売されているのでしょうか。

30万円以下で購入できる原付二種とは

 同じ原付といっても、原付二種は原付一種とは異なり、30km/hや二段階右折の制限がなくタンデム走行もできるため、通勤通学からツーリングなどさまざまな場面で活躍します。

 原付一種よりも比較的価格も上がってしまいますが、中には30万円以下で購入できるモデルも多数存在します。2022年1月現在、どのようなモデルが30万円以下で購入できるのでしょうか。

ヤマハの原付二種スクーター「アクシスZ」
ヤマハの原付二種スクーター「アクシスZ」

 まずひとつ目の車種は、ヤマハの「アクシスZ」です。車両重量は100kgと、比較的軽量かつコンパクトな車体で扱いやすく、シンプルなデザインも相まって、通勤通学用に人気の一台です。

全長666mmのロングシートを装備
全長666mmのロングシートを装備

 最高速は80km/hを超えるパワフルさで、ツーリングも快適にこなすことができるほか、全長666mmのロングシートを備えています。また、シート下のメットインは37.5Lと、ヘルメットが2つ収まる容量を確保しています。

 カラーはホワイトメタリック1、マットダークブルーイッシュグレーメタリック3、ブラックメタリックXと、新色のマットダークグレーイッシュリーフグリーンメタリック2の4種類をラインナップしており、メーカー希望小売価格は24万7500円(税込)に設定されています。

スマートキーが採用されたホンダ「ディオ110」
スマートキーが採用されたホンダ「ディオ110」

 ふたつ目の車種は、ホンダの「ディオ110」です。2021年モデルから、バイクでは珍しいスマートキーが採用され、キーを挿さなくてもエンジンが始動できるようになりました。

 また、センタースタンドとサイドスタンドの併設や、視認性のよいメーターを標準装備しているなど、利便性が高い一台です。全幅は685mmと、原付二種の中でもかなりコンパクトで取り回しもしやすいため、パワーよりも快適さを求めている人におすすめの一台といえます。

 カラーはパールジャスミンホワイト、ディセントシルバーメタリック、マットスターリーブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリックの4色をラインナップしています。

 カラーによってメーカー希望小売価格が異なり、パールジャスミンホワイトとディセントシルバーメタリックの場合は24万2000円、マットスターリーブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリックの場合は24万5300円(税込)に設定されています。

ホンダ「スーパーカブ110(天気の子仕様)」
ホンダ「スーパーカブ110(天気の子仕様)」

 3つ目の車種は、シリーズ累計生産台数1億台を突破しているロングセラーバイク、ホンダ「スーパーカブ110」です。クラッチ操作の必要ない4速ミッションや、セル始動ながらキックも併設されているモデルでもあります。

丸目のヘッドライトにはLEDを採用
丸目のヘッドライトにはLEDを採用

 大きな特徴である丸目のヘッドライトにはLEDを採用しており、夜道を明るく照らします。また、テールランプやリアのウインカーも丸みのあるデザインに仕上がっているなど、柔らかく温かみのある佇まいに仕上がっています。

 カラーはグリントウェーブブルーメタリック、パールフラッシュイエロー、クラシカルホワイト、バージンベージュ、タスマニアグリーンメタリック、アーベインデニムブルーメタリックの6色をラインナップしており、メーカー希望小売価格は28万500円(税込)に設定されています。

スズキ「アドレス110」
スズキ「アドレス110」

 4つ目の車種は、スズキ「アドレス110」です。フルフェイスヘルメットやグローブ、ポケットティッシュなどを収納できる20Lの広めのメットインや、コンビニフック付き、かつペットボトルを2本収納できるスペースなど、十分な収納力が備わっています。

足をおろしやすいように左右の足元付近を絞り込んだデザインを採用
足をおろしやすいように左右の足元付近を絞り込んだデザインを採用

 また、ライダーが足をおろしやすいように、左右の足元付近を絞り込んだデザインになっており、足つきの良さをサポートしている点も魅力のひとつです。

 カラーはキャンディマックスオレンジ、マットセレネゴールドメタリック、ソラリスシルバー 、ブリリアントホワイト、マットステラブルーメタリック、タイタンブラックの6色をラインナップしており、メーカー希望小売価格は22万5500円(税込)に設定されています。

ビジネスモデルとしても活用されているホンダ「ベンリィ110」
ビジネスモデルとしても活用されているホンダ「ベンリィ110」

 そして5つ目の車種は、新聞やピザの配達業務によく使われているビジネスモデルのような存在である、ホンダ「ベンリィ110」です。車名の由来は「便利」から来ており、その名の通り便利な機能が多数搭載されています。

 まず、リアキャリアは最大60kgまで積載可能な上に、センタースタンドに加えサイドスタンドが併設されているため、多くの荷物を積載しても安定感が抜群です。

 また、標準装備としてヘルメットホルダーや小物入れ、最大1kgまでの荷物がかけられるコンビニフックに加え、充電などが可能なアクセサリーソケットも備わっているなど、利便性にも優れています。

 カラーはロスホワイトのみで、メーカー希望小売価格は28万6000円(税込)に設定されています。

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30万円以下で購入できる原付二種は、比較的安く乗り出せる上に、低排気量の特権としてどれも低燃費で車検もないため、維持費も安く済む点も魅力のひとつです。比較的安いとはいっても、どのモデルも機能が充実していることは間違いありません。原付二種の購入を検討している人は、本記事でピックアップしたモデルをチェックしてみるのも良いかもしれません。

【画像】30万円以下で購入できる原付二種の画像を見る(10枚)

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