第二次大戦時のイギリスによる前代未聞の“奇策”とは!?『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』

第二次世界大戦下のイギリス。ナチスドイツ打倒のために編み出された奇想天外な作戦の全容をスリリングかつエキサイティングな展開で魅せるスパイサスペンス『オペレーション・ミンスミート —ナチを欺いた死体—』が、2022年2月18日(金)より全国ロードショーされます。

最も奇想天外で、最も成功した作戦

 時は1943年、第二次世界大戦下のイギリス。「ヒトラーを騙す」という重大任務を実行した諜報部員は、なんと“死体”でした……! 驚きの実話をもとに、ナチスドイツ打倒のために編み出された奇策が実行される顛末を描いた実録サスペンスが『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』です。

『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』 (c)Haversack Films Limited 2021
『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』 (c)Haversack Films Limited 2021

 その奇策とは、ニセの機密文書を持たせ高級将校に仕立て上げた死体を地中海に流し、それを発見したヒトラーを混乱させて騙してしまおうという荒唐無稽なもの。もちろん死体のプロフィールは100%捏造ですが、この作戦はMI5の諜報員やヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していきます。

 本作のベースとなったのは、ミンスミート作戦の真実が明かされたベストセラー小説。作戦を主導する英国諜報部のモンタギュー少佐をコリン・ファース、チャムリー大尉をマシュー・マクファディン、イアン・フレミング少佐をジョニー・フリンが演じます。このフレミング少佐とは、後に「007」シリーズを生み出すことになる、あのイアン・フレミング。彼の創作に、ミンスミート作戦が多大な影響を与えたであろうことは想像に難くありません。

BMW Motorrad「F650CS(2002)」
BMW Motorrad「F650CS(2002)」

 なお、あまりバイクのイメージがないコリン・ファースですが、ロマンスコメディ『ロイヤル・セブンティーン』(2003年)ではBMW MotorradのF650CSスカーバーに、『聖トリニアンズ女学院2』(2009年)ではトライアンフのクラシックなサイドカーに、さらにベスパからZEROモーターサイクルのオフロードEVなど、意外なほどの“二輪俳優”だったりします。

『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』 (c)Haversack Films Limited 2021
『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』 (c)Haversack Films Limited 2021

 大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦の全容をスリリングかつエキサイティングな展開で魅せるスパイサスペンス『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は、2022年2月18日(金)より全国ロードショーです。

『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』予告編

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