ドゥカティ「ムルティストラーダV4」新型登場 新色を追加し電子制御をアップデート
イタリアのバイクブランド「ドゥカティ」は、アドベンチャーモデル「Multistrada(ムルティストラーダ)V4」の最新モデルを公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
既存ユーザーへのサポートにも注力
イタリアのバイクブランド「ドゥカティ」は、アドベンチャーモデル「Multistrada(ムルティストラーダ)V4」の最新モデルを公開しました。

様々なシーンで高い走破性を発揮するムルティストラーダV4シリーズは、最高出力170ps/10500rpm、最大トルク125N/8750rpmを発揮する排気量1158ccのV4グランツーリスモエンジンを搭載するオールマイティなモデルです。
最大6万kmという長いメンテナンス・インターバルが設けられた4代目ムルティストラーダでは、「V4 S」グレードに新色の「アイスバーグホワイト」を追加。
アップデートされた電子制御サスペンションにおいては、バイクの車高を下げることができ、足つき性を向上させることができるミニマムプリロードという新しいセミオートマチック機能が備えられています。

また、従来モデルと同じく、フロントとリアにレーダーを装備することで、アダプティブクルーズコントロール(ACC/前車を追従走行する支援機能)とブラインドスポットディテクションシステム(BSD/走行中の死角になりやすい自車の斜め後方車両を検知し、ライダーへ注意を促す機能)も継続して搭載されています。
なお、電子制御に関するアップデートは既存のムルティストラーダ V4 Sユーザーにも無償で提供され、MyDucatiアプリおよびEメールを通じて順次通知されるといいます。
そのほか、フォークスプリング、ショックアブソーバースプリング、サイドスタンドで構成されシート高を20mm低くできるローダウン・サスペンション・キットや、アルミニウムバッグなどのアクセサリーも拡充された新型ムルティストラーダV4シリーズは、2022年3月からドゥカティのディーラーネットワークで販売開始予定で価格(消費税10%込)は293万円からとなっています。