ドゥカティ「パニガーレV4 SP2」あらゆる面で進化したスーパースポーツ最上位モデル公開

ドゥカティのMotoGP直系モデル「Panigale V4(パニガーレ・ブイ・フォー)」に、伝統の“SP(Sport Production/スポーツ・プロダクション)”のイニシャルを冠した「パニガーレV4 SP2」が登場しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

モータースポーツで得たノウハウを惜しみなく投影

 ドゥカティのMotoGP直系モデル「Panigale V4(パニガーレ・ブイ・フォー)」に、伝統の“SP(Sport Production/スポーツ・プロダクション)”のイニシャルを冠した「パニガーレV4 SP2」が登場しました。

ドゥカティ・スーパースポーツの最高位モデル「パニガーレV4 SP2」
ドゥカティ・スーパースポーツの最高位モデル「パニガーレV4 SP2」

 ドゥカティが展開するスーパースポーツ「パニガーレ」ファミリーは、レースへの参戦で得られた情報や技術を最大限に活かしたモデルで、新しいバージョンが出るたびに毎年進化を続けてきました。

 パニガーレV4 SP2のベースとなる「パニガーレV4」においても同様に、最新モデルではエアロダイナミクス、エルゴノミクス、エンジン、シャシー、エレクトロニクスなど、あらゆる面で進化を遂げスポーティさを極めています。

 ドゥカティ・スーパースポーツの最高位モデルであるパニガーレV4 SP2では、さらにパワフルなブレーキシステム、軽量カーボンリム、WorldSBKのバイクから受け継いだファイナルドライブと乾式クラッチ、レーシングフットペグ、各種カーボン製パーツのほか、バックミラー脱着用ビレットアルミキャップ、ライセンスプレートホルダー脱着用キット、オープンクラッチカバーなどのサーキット走行用キットを装備。

ドゥカティ・スーパースポーツの最高位モデル「パニガーレV4 SP2」
ドゥカティ・スーパースポーツの最高位モデル「パニガーレV4 SP2」

 マットブラックのフェアリング、マットカーボン仕上げのリムとウィング、鮮やかなレッドのアクセント、ブラッシュドアルミニウム製タンクの輝きとのコントラストが特徴的な「ウィンターテスト」仕様で仕上げられています。

 また、パニガーレV4 SP2のダブルプロファイルデザインのウィングには、パニガーレV4 R SBKのオフィシャルモデルにも採用されているイタリア国旗、シート部にはバイクの名前が記された赤いディテール、ステアリング・ヘッドにはバイクのプログレッシブ・ナンバーを施すことで特別感を強めています。

 従来モデルである「パニガーレV4 SP」から1.5hpのパワーアップし、最高出力が215.5hp/13,000rpm(アクセサリーのアクラポビッチ製エキゾースト装着時は228hp)まで引き上げられたパニガーレV4 SP2。日本での導入時期や価格が気になるところです。

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