映画「ハガレン」ついにクライマックス! 2作連続公開『鋼の錬金術師 完結編』
荒川弘による傑作ダークファンタジー漫画を、原作のままに映像化することにこだわった堂々の“完結編”『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が、2022年5月20日(金)/6月24日(金)より全国公開されます。
唯一無二の作品世界を描き切った完結編
月刊「少年ガンガン」で2001年8月号から2010年7月号まで連載された荒川弘によるダークファンタジー漫画。ベストセラーとなった「ハガレン」は、2度のアニメ化を経て2017年に実写化。その映画シリーズが2ヶ月連続公開の二部作をもって、ついに完結を迎えます。

舞台の物語は“錬金術”が存在する架空の世界。エドワードとアルフォンスの兄弟は、幼い頃に亡くした母親に会いたいと思うあまり、死んだ人間を蘇らせる錬金術最大の禁忌<人体錬成>を行ってしまいます。しかし、錬成は失敗。エドワードは左足を、アルフォンスは肉体をすべて失ってしまいました。エドワードは自らの右腕と引き替えに、かろうじてアルフォンスの魂を鎧に定着させることに成功しますが、兄弟は大きすぎる代償を背負うことに。そしてエドとアルは失った体を取り戻すため、幻の術法増幅器「賢者の石」を探す旅に出ます。
連載開始20周年プロジェクトとして発表された実写二部作では、エドとアル、兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわりました。国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』。国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『最後の錬成』。物語の壮大なラストを描くには、どうしても二作が必要でした。

主演は前作に引き続き Hey! Say! JUMP の山田涼介が務め、“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じます。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストには、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら錚々たる面々が名を連ねます。

山田涼介は2022年2月公開の『大怪獣のあとしまつ』で主人公の帯刀アラタを演じ、劇中に登場する<特務隊>仕様のバイクは、ホンダのNM4-01(エヌエムフォー ゼロワン)がベースになっています。近未来的なフォルムですが特務隊の任務に適応できそうな無骨なカスタムが施されており、山田さんも思わずテンションが上がったのだとか。

原作を愛するキャスト・スタッフ陣が、『鋼の錬金術師』という唯一無二の作品世界を圧倒的スケールで描き切る、堂々の“完結編”。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』は、2022年5月20日(金)/6月24日(金)より全国公開です。