美味しいアジフライを求めて走る旅 『鎌倉お昼ごはん』は大河ドラマの舞台となった地元の食材にこだわるカフェ食堂だった

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえるお店を紹介します。鎌倉の鶴岡八幡宮へ至る参道沿いにある「鎌倉お昼ごはん」を訪ねました。

古都の雰囲気と、相模湾のアジを堪能

 美味しいアジフライを求めて、やってきたのは古都・鎌倉です。大河ドラマの影響もあって平日でも賑わっています。この街は、バイクで走って名所旧跡を巡るよりも、駐車場に停めて徒歩で周るのも良いのではないでしょうか。筆者(増井貴光)もJR鎌倉駅西口の駐車場にホンダ「CT110」を駐車して小町通り方面に歩きます。鎌倉は、バイクが停められる駐車場が意外と多いので便利です。

奥州を平定した源頼義が源氏の氏神である京都の石清水八幡宮を鎌倉に祀った鶴岡八幡宮。鎌倉を代表する史跡のひとつ
奥州を平定した源頼義が源氏の氏神である京都の石清水八幡宮を鎌倉に祀った鶴岡八幡宮。鎌倉を代表する史跡のひとつ

 小町通りを過ぎて若宮大路に出ました。鶴岡八幡宮方向に歩いて数分で目的のお店に到着です。今回お邪魔したのは「鎌倉お昼ごはん」です。看板の出ているビルの2階に上がります。

 お店の中に入ると、窓に囲まれた明るい店内は食堂と言うよりカフェ風です。ランチタイム後はカフェタイムになるそうです。

 窓際のテーブルに案内されて席につきます。なぜか隣のテーブルにはクマの大きなぬいぐるみが座っています。気になりつつもメニューを見ると、一番上に相模湾産のアジと銘打った「アジフライ定食」があったので迷わず注文しましたが、通常の合わせ丼の4倍マグロが乗っているという「しらすとまぐろの合わせ丼(大仏盛り)」という魅力的なメニューもありました。

「鎌倉お昼ごはん」の「アジフライ定食」(1230円)。アジは相模湾産、お米は「湘南そだち米」、みそ汁には鎌倉わかめと鎌倉産油揚げと、地元の食材を使っている
「鎌倉お昼ごはん」の「アジフライ定食」(1230円)。アジは相模湾産、お米は「湘南そだち米」、みそ汁には鎌倉わかめと鎌倉産油揚げと、地元の食材を使っている

 待つこと数分で揚げたての「アジフライ定食」がテーブルに運ばれてきました。盛り付けも「カフェ飯」風でオシャレです。なのですが、アジフライが大きい! しかも厚みもあって立派なアジフライです。後で訊いたところ、アジの大きさによって2枚の時もあるそうです。

 揚げ具合もサクサクして良い感じ、身はジューシーで下味の塩がうっすら効いています。トレイには、ご飯とみそ汁、小鉢がふたつと漬物が並びます。アジは相模湾産(この日は長井漁港)、ご飯は、湘南そだち米のキヌヒカリ、みそ汁の具は、鎌倉わかめと鎌倉産油揚げ、といった具合で地元の食材に拘っています。

若宮大路に面したビルの2階にある「鎌倉お昼ごはん」。窓からは参道が見える。鶴岡八幡宮の入り口まで徒歩2分というロケーション
若宮大路に面したビルの2階にある「鎌倉お昼ごはん」。窓からは参道が見える。鶴岡八幡宮の入り口まで徒歩2分というロケーション

 ご飯の量は、小盛り、普通盛り、大盛りと選べます。筆者が頼んだ大盛りは、茶碗にきれいに丸く盛られていました。アジフライはもちろん、ご飯もみそ汁も美味しくいただきました。今回は「アジフライ定食」でしたが、丼などに追加してアジフライを単品でオーダーすることもできるそうです。

 お店を後にして、若宮大路の中央の参道を歩いて鶴丘八幡宮へ向かいました。大きな鳥居をくぐって境内に入ります。舞殿を過ぎ、大石段の下に自祓所として「茅の輪くぐり」があります。ここでは、茅の輪(ちのわ)を8の字を描くように3回くぐることで、自分でお祓いをすることができるそうです。筆者もいただいた人形(ひとがた)に穢れを移し、お祓いをさせていただきました。

バイクで来た時に鎌倉の街への入り口になる由比ヶ浜。夏は海水浴客で大いに賑わう
バイクで来た時に鎌倉の街への入り口になる由比ヶ浜。夏は海水浴客で大いに賑わう

 大石段を昇り本殿にお参りをして八幡宮を後にします。若宮大路から路地に入り、平日でも賑わっている小町通りに抜けて駐車場に向かいます。「CT110」を駐車場から出して裏道を通り、鎌倉の雰囲気を堪能しながら由比ヶ浜に出ました。先ほど胃袋に納めたアジも泳いでいたであろう相模湾を見ながら一休み。古都の雰囲気と美味しいアジフライの余韻に浸りながら帰路につきました。

■鎌倉お昼ごはん
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-24 小池ビル2F
営業時間:11時から17時(火曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

【画像】古都の雰囲気と「鎌倉お昼ご飯」のアジフライを見る(19枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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