上信越自動車道「松代PA」で見つけた六文銭のPA飯!? バイクで行く高速道路グルメ
ツーリングで立ち寄った上信越道「松代PA」(上り)付近は、かつて戦国武将の上杉謙信公と武田信玄公による激闘が繰り広げられた「川中島の戦い」の場でした。フードコートを見ると、同じく戦国武将の真田幸村を象徴する六文銭の家紋をイメージしたPA飯がありました。
そばの上に真田家の家紋が!? 戦国時代の風を感じるPA飯
上杉謙信公と武田信玄公による激闘の場として知られる「川中島の戦い」。そんな古戦場の近くにある上信越道「松代(まつしろ)PA」(上り)のPA飯メニューには、謙信、信玄に負けじ劣らない名将、真田幸村の象徴である六文銭の家紋をイメージしたそばがありました。

大河ドラマの主人公にもなった戦国武将、真田幸村と言えば、長野県上田市を象徴する歴史的人物です。江戸時代には長野市松代町に移り、城下町を発展させたことでも知られています。そんな誇りから生まれたのでしょうか、今回オーダーした「真田とろろ六文そばセット」(900円)は、ここ「松代PA」一押しのメニューのようです。六文銭は真田家の家紋、その諸元は定かではないようですが、戦地へ赴く武将の意気込みや深い信仰を感じさせてくれます。
出来上がってきたそばは、見た目が可愛らしい……と言っては武将に対して失礼かもしれませんが、ちょっとユニークです。そばの上にとろろを盛り、そこに焼き目が入った輪切りのたちくわを並べて六文銭に見立てています。ちくわはほんのりと香ばしく、単体でも美味しいです。
とろろご飯がセットになっていますが、そばにもとろろがのっているのでプチ贅沢気分です。温かいそばに焼き海苔というのは少し意外な気もしましたが、とろろとの相性が良く、これはこれで納得です。つゆの濃さもちょうどよく、完飲してしまいました。
また「かき揚げ天そばとろろご飯セット」(900円)など、ほかにもとろろご飯がセットになったメニューがあるので、とろろ好きには嬉しい限りでしょう。

お土産にはやはり、信玄餅です。ここは有名な「桔梗信玄餅」ではなく「金精軒」でした。両社は商標権などを争ったことでも知られるライバル同士です。まるで上杉謙信と武田信玄のようだな……などと思いながら、久々に金精軒の信玄餅を買って帰りました。