YADEA「G5S」最大115kmの航続距離を実現するコンパクト電動スクーター発表
中国の電動バイクメーカー「YADEA」は、コンパクト電動スクーター「G5S」をイタリア市場で発表しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。
通勤・通学に最適な電動スクーター
中国の電動バイクメーカー「YADEA」は、コンパクト電動スクーター「G5S」をイタリア市場で公開しました。
2001年に創業したYADEAは、電動バイク・電動自転車・電動キックボードなどの開発・製造を行う企業で、電動モビリティ業界では4年連続販売台数世界一(2017年から2020年まで)を記録しています。
新たに発表されたG5Sは、合計容量2,880Wh(重量23kg、11.5kg×2)の取り外し式ダブルバッテリーを搭載するモデルで、815×700×1150mmというコンパクトなサイズと81kgという重量を実現したコンパクトなスクーターモデルです。
航続距離115km、最高速度80km/hというスペックにより通勤・通学にも最適なモデルに仕上げられたG5Sでは、経済性を重視した「ECO」、スポーティな走りを実現する「POWER」の2つの走行モードを採用。
高強度鋼管を使用した堅牢なフレーム、φ30mm、85mmトラベルのテレスコピックフォークを採用することで悪路でも効率よく衝撃を吸収することが可能となっています。
そのほか、スマートフォンの充電に便利なUSBソケット、バッグフックなど利便性を高める機能も備わったG5Sの価格は4490ユーロ(日本円で約64万円)で、2人乗りも可能となっています。