【MotoGP】アレックス・リンス選手がHRC、LCRホンダと契約 2023年からの2年契約更新に合意
MotoGP2022年シーズンにスズキのワークスチーム「Team SUZUKI ECSTAR チーム」から参戦しているアレックス・リンス選手が、株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)ならびにLCR Honda CASTROL Team(以下、LCR Honda)との契約に合意しました。
リンス選手がスズキからホンダへ
MotoGP2022年シーズンにスズキのワークスチーム「Team SUZUKI ECSTAR チーム」から参戦しているアレックス・リンス(Alex Rins)選手が、2023年から株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)ならびにLCR Honda CASTROL Team(以下、LCR Honda)との契約に合意したことが発表されました。

26歳、スペイン・バルセロナ出身のリンス選手は、2012年にMoto3世界選手権にHondaライダーとしてデビューし、2015年シーズンよりMoto2クラスへとステップアップ。
2017年よりMotoGPクラスに参戦し2020年にはMotoGPクラスで総合3位を獲得しています。
現在、リンス選手はグランプリで15勝(内MotoGPクラス3勝)、55回の表彰台(内MotoGPクラス15回)を獲得していますが、今回の契約合意に際し、リンス選手とLCR Hondaチームプリンシパル&CEO、ルーチョ・チェッキネロ氏は次のようにコメントしています。
■アレックス・リンス選手
「LCR Honda と契約できて非常に嬉しく思います。チームとバイクを変えることは、容易ではありませんが、100%の力を出して、今までMotoGPで培ってきた実力を発揮しようと思います。チェッキネロCEOとHondaならびにHRCの信頼があったからこそ、このチームと2023、2024年を戦おうと決心しました。このチャンスをいただけたことに感謝しています」。
■ルーチョ・チェッキネロ/LCR Hondaチームプリンシパル&CEO
「アレックス・リンス選手が、2023年にLCR Hondaのライダーとして参戦することをアナウンスできて嬉しく思います。3者とも契約書の署名を終え、やっと発表することができました。リンス選手は経験豊富なライダーで、早く走り、表彰台を獲得できるライダーです。
豊富な経験に加え、チームの技術者に対する的確なアドバイスが、今後のマシン開発の上でも、表彰台をより多く獲得ことにも、貢献できることは間違いありません」。
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2022年シーズンも前半戦を終え、残り9戦となっているMotoGP。今季限りで撤退を発表しているスズキのワークスチーム「Team SUZUKI ECSTAR チーム」から参戦するリンス選手がどのような形でシーズンを締めくくるのか注目したいところです。