トライアンフが恐竜たちと駆け抜ける! ジュラシックシリーズ新章の幕開け『ジュラシック・ワールド』
「トライアンフ」×「恐竜」の異色のコラボレーションが実現。ハンター恐竜を従えてスクランブラーがジャングルを疾走する大ヒットSF映画の第4弾『ジュラシック・ワールド』。
密林を駆け抜けて殺戮恐竜を追い詰めろ
スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒットSF映画『ジュラシック・パーク』(1993年)。続く『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)、『ジュラシック・パーク ㈽』(2001年)の3部作を経て、シリーズ4作目として、新たなスタートを切ったのが『ジュラシック・ワールド』(2015年)です。“ジュラシック・パーク”の跡地にできた新たなテーマパークを舞台に、恐竜による惨劇が再び島を襲います。

“ジュラシック・パーク”の惨劇から22年。新たに生まれ変わったテーマパーク“ジュラシック・ワールド”は、今や世界中の人たちが訪れる一大観光地として成功を収めていました。そこで研究員を務めるクレアは、最新遺伝子工学で生み出されたハイブリッド恐竜“インドミナス・レックス”のお披露目を間近に控え、落ち着かない日々を過ごしていました。
時折見せるインドミナスの凶暴性に不安を覚えるクレアでしたが、経営者へのお披露目は見事に成功。今までにない“凶悪な”恐竜の誕生に経営者も大満足です。経営者のお墨付きを得たクレアでしたが、どうしてもインドミナスの凶暴性が頭から離れません。

そこでクレアは、正式発表を前に管理施設の安全性を確かめてもらおうと、ハンター恐竜・ラプトルの調教で成果を上げていたオーウェンに助言を求めます。依頼を受け施設に向かったオーウェン。ところが施設内にはインドミナスの生体反応はなく、防壁には巨大な爪痕が残されているだけでした。不穏な空気を感じ取ったオーウェンは、インドミナスが脱走したのではと疑います。しかしその背後には、人間を欺こうと企むインドミナスの影が迫るのでした……。
クレアが助言を求めオーウェンの元を訪れるシーン。そこに登場するのが、オーウェンの愛用車であるトライアンフのスクランブラーです。往年のハリウッドスター、スティーヴ・マックィーンがこよなく愛したことでも有名なイギリスのバイクメーカー、トライアンフが、初代モデルのクラシカルなテイストを継承しつつ現在も生産を続けているのが「ボンネビル」。

そのボンネビルをベースにオフロードスタイルを導入したのが本作にも登場する「スクランブラー」です。本作ではスクランブラーを巧みに操って“恐竜と疾走”するシーンが、ポスタービジュアルにも採用され、ハイライトのひとつとなっています。エンジンを轟かせラプトルと密林を駆け抜けるシーンは、バイクファンならずとも目をひくかっこ良さです。
本作でオーウェンが操るスクランブラーは、映画のために作られたオリジナルカスタムモデルとなっています。バイク愛好家にはピンとくるイタリアARROW社製のマフラーや、純正タイプとは違うブロックタイヤなど、特別仕様のスクランブラーの登場に、否が応でも心が躍ります。映画のため作られたスクランブラーは、合計3台。1台はオーウェンを演じたクリス・プラットに、2台目はトライアンフ本社へ、そして3台目はチャリティーオークションへ出品されたことでも話題になりました。

トライアンフと恐竜の異色のコラボレーションが展開するSFパニックムービー『ジュラシック・ワールド』。新章の始まりとあって、第1作からのファンにはたまらないオリジナル作品への愛や敬意を感じるシーンがところどころに登場します。
そして、2022年7月29日(金)からは「ジュラシック」シリーズの最新作にして完結編である『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が全国ロードショー中です。この機会に、第1作『ジュラシック・パーク』からシリーズの世界観を楽しんでみるのもおすすめです。