美味しいアジフライを求めて走る旅 大分県佐賀関でブランド魚の味を堪能!!

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライをいただけるお店を紹介します。佐賀関で「関あじ」と「りゅうきゅう丼」をいただきました。

聖地巡礼の後は、佐賀関でブランド魚を味わう!!

 美味しいアジフライを求めて、仕事のついでに愛車のハーレー「ロードグライド」で九州をツーリングしている筆者(増井貴光)です。

フェリーまでの空き時間に訪れた「佐賀関(さがのせき)」の漁港。関あじ関さばなどの直売所もある
フェリーまでの空き時間に訪れた「佐賀関(さがのせき)」の漁港。関あじ関さばなどの直売所もある

 先日までの『アジフライの聖地、松浦』(長崎県松浦市)巡礼から、福岡市と北九州市でマジメに仕事(本業はフォトグラファーです)をこなし、門司港から横須賀行きのフェリーに乗って帰る予定ですが、フェリーの出航は深夜です。10時間以上も空きがあるので「これは走らないともったいない」と、東九州自動車道を大分方面に走ります。

 行き先を決めていた訳ではなく、発生した線状降水帯の動きと天気予報を見つつ、佐賀関(さがのせき)へ向かうことにしました。そうです! ブランド魚「関さば・関あじ」の産地です!

「大分宮河内IC」を降りて30分ほど走ると佐賀関の市街地に入りました。見覚えのある街だと思ったら、四国の佐田岬からフェリーが着く港でした。地図を見ると半島の先端「関崎」まで道がつながってます。この「佐賀関循環線」を時計回りに、道幅の細いワインディングを通り抜けると海に出ました。四国が近くに見える、なかなか良い感じの海岸です。岬をぐるっと回り、南側の道がまた最高に良い道です。ガードレールは無く道幅は狭いのですが、海が迫ってくる感じが堪りません。

佐賀関郊外、国道217号沿いの白木海岸にある「あまべの郷・関あじ関さば館」。1階は海産物やお土産を扱う販売店、2階は展望の良い「白木海岸のレストラン」
佐賀関郊外、国道217号沿いの白木海岸にある「あまべの郷・関あじ関さば館」。1階は海産物やお土産を扱う販売店、2階は展望の良い「白木海岸のレストラン」

 数分走って佐賀関の街に戻りました。さて昼メシだ! と関アジを食べられそうな店を探しますが、時間は14時を過ぎたところ。ランチタイムが終わっていて街中のお店は閉まっているようです。地図を見ていると「関あじ関さば館」という施設を見つけました。21時まで営業しているレストランもあるようです。

 国道217号を下り、5分ほどで海沿いの「あまべの郷・関あじ関さば館」に到着しました。施設2階の「白木海岸のレストラン」で、案内されたのは窓に面したカウンター席。海が目の前に広がっていますが、空腹の筆者は景色よりもメニューです。

 関あじのメニューが豊富で悩みます。「関あじ関さば関ぶり食べ比べ御膳」(2200円)などと全部盛り的な料理もある中で、気になったのが「刺身でも食べられる新鮮な地魚を特製の醤油ダレに漬けこんだ大分の郷土料理」という「りゅうきゅう丼」(1100円)です。これに「関あじフライ」の単品(1320円)を注文しました。筆者的には「豪華大分セット」です。

「りゅうきゅう丼」(1100円)は、アジ、サバ、ブリ、鯛などを醤油、みりんなどの調味料に胡麻、紫蘇を和えた大分の郷土料理「りゅうきゅう」を丼にしたもの
「りゅうきゅう丼」(1100円)は、アジ、サバ、ブリ、鯛などを醤油、みりんなどの調味料に胡麻、紫蘇を和えた大分の郷土料理「りゅうきゅう」を丼にしたもの

 まずは「りゅうきゅう丼」がやってきました。地魚の漬け丼ですが甘い香りがします。ブリ、アジ、サバなどを使った郷土料理で、胡麻や紫蘇が和えてあります。アジフライと並べた写真を撮ろうと思いましたが空腹に負けて食べてしまいました。

 続いて「関あじフライ」が出来上がってきました。厚みのある関アジが3尾乗っています。独特の切れ込みが入っていて揚げ色は黄金色。「関の一本釣り・関あじ」というラベルが付いています。

 早速、箸を入れます。見た目通りサクサクの揚げ具合。身はほどほどに柔らかく旨味があります。これはブランドになるだけの味です。「りゅうきゅう丼」も「関あじフライ」も美味しくて完食、お腹いっぱいでお店を後にしました。

「白木海岸のレストラン」の「関あじフライ」(単品1320円)は、豊後水道で獲れた新鮮な関あじをフライにした逸品だった
「白木海岸のレストラン」の「関あじフライ」(単品1320円)は、豊後水道で獲れた新鮮な関あじをフライにした逸品だった

 まだフェリーまで時間があったので、迫り来る雨から逃げるように福岡方面へ走り出します。

 途中、筆者と共に毎年ボンネビル(アメリカ合衆国ユタ州)を訪れている友人に連絡をとり、仕事場であるハーレーのチューニングショップ「サードプレイス」に立ち寄りました。

 福岡県筑紫野市のショップに到着すると、待っていたのは「マジフライはじめました」という看板……。思いっきり笑わせてもらった後は、研究熱心な友人がオイルメーカーにブレンドを依頼する「Alien Oil(エイリアンオイル)」で、愛車のロードグライドのオイル交換です。ちなみにオイル名を「アリエン(有り得ん)オイル」と言うのは友人の自虐ネタです。

 調子が良くなったロードグライドでご機嫌の筆者は、門司港に向かいながら、大分県のB級グルメ「中津からあげ」を食べ忘れていたことに気付くのでした……

■白木海岸のレストラン(あまべの郷・関あじ関さば館内)
所在地:大分県大分市大字白木949
営業時間:10時~21時(年中無休)
※営業時間、休日は変更となる場合がります

【画像】佐賀関で堪能したアジフライを見る(16枚)

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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