鈴鹿8耐優勝ライダー長嶋哲太選手、MotoGP日本GPにワイルドカード参戦決定

HRCは、MotoGP世界選手権シリーズ第16戦日本GPのMotoGPクラスに「Team HRC」より長島哲太選手がワイルドカード参戦することを発表しました。

Team HRCよりMotoGPクラスに参戦

 HRC(ホンダ・レーシング)は、2022 FIM※世界耐久選手権“コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会の優勝ライダーの一人で、HRCのテストライダーを務める長島哲太選手が、2022年9月25日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで決勝がおこなわれる「2022 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL日本グランプリ」のMotoGPクラスに「Team HRC」よりワイルドカード参戦することを発表しました。

HRCのテストライダーを務める長島哲太選手
HRCのテストライダーを務める長島哲太選手

 長島哲太選手は、2008年に15歳で全日本選手権にデビューし1年目で国内シリーズチャンピオンを獲得、その後も全日本選手権で活躍し、2013年にはFIMロードレース世界選手権Moto2クラスにワイルドカード参戦し20位を獲得しています。翌2014年にはMoto2にフル参戦したもののイギリスGPのフリー走行中の怪我により以降のレースには欠場。2015年には活躍の舞台を、「FIM CEV レプソル Moto2 欧州選手権」に移しましたが、2017年からは再びMoto2にフル参戦を果たし、2020年のカタールGPではMoto2初優勝を飾っています。

2022年の鈴鹿8耐に参戦した長島哲太選手
2022年の鈴鹿8耐に参戦した長島哲太選手

 2021年からはHRCのテストライダーを務めており、2022年の鈴鹿8耐では、高橋巧選手とイケル・レクオーナ選手とともに参戦。計時予選となったトップ10トライアルで、鈴鹿8耐のコースレコードを更新する2分4秒934でポールポジションを獲得し、決勝レースでは、2分6秒934のファステストラップを記録すると、ホンダを2014年以来8年ぶり通算28回目の優勝に導いています。

■Team HRC 長島哲太選手

Team HRC 長島哲太選手
Team HRC 長島哲太選手

 子供の頃からの夢であった最高峰のMotoGPクラスへ参戦することになりました。ワイルドカードで1戦だけですが、自分の実力を発揮して、チャンスをくれたHRCには結果で応えたいです。鈴鹿8耐ではテストからレースウィークを通して、思い通りの展開となり優勝することができたので、この良い流れを日本GPに繋げていきます。今年、HRCのテストライダーとして開発テストをする中で、ライダーとしてのスキルも向上したと感じているので、今の長島哲太の走りを皆さんに見ていただきたいです。精一杯頑張りますので、サーキットに来れる人もTV観戦の人も、ぜひ応援お願いします。

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