自転車にヘルメットは必要!? 命に関わる重要なアイテム

どれだけ気をつけていても、道路を走る自転車は何らかの形で事故が発生してしまう可能性をはらんでいます。まさかの事故に遭遇してしまった時に、自分や同乗している子供の命を守ってくれるのがヘルメットです。

万が一の時に、命を守ってくれる

 警察庁の発表によると、2011年以降、全国でバイクやクルマ、そして自転車も含む全交通事故の件数は減少傾向にありますが、2021年の自転車関連の事故件数を見ると、全国で6万9694件が発生しており、前年より2021件増加しています。これは2021年の全交通事故に対して約2割を占めており、自転車が関わる事故が多いことが分かります。

2021年の自転車関連事故は、全交通事故の約2割を占めている(自転車に関わる交通事故のイメージ)
2021年の自転車関連事故は、全交通事故の約2割を占めている(自転車に関わる交通事故のイメージ)

 そして自転車に乗っていて交通事故により命を落としてしまった人が致命傷を受けた部位は頭部が6割近くを占めており、乗車中にヘルメットを被っていなかった人の致死率は、被っていた人に比べて約2.2倍高くなっているということです。頭部の損傷が生死に直結していることが明らかです。

 自転車乗車時のヘルメットの着用は、現在の日本では、道路交通法で13歳未満の子供に対して、保護者がヘルメットを着用させる「努力義務」が制定されています。これはチャイルドシートに乗せるときだけでなく、子供が1人で自転車を運転するときもヘルメットを着用するよう努めなければいけないものです。

 そして2022年4月の道路交通法の一部改正により、子供だけに限定していた年齢制限が撤廃され、自転車利用者の全世代にヘルメットの着用が「努力義務」となり、1年以内に施行されることが決定しました。つまり、2023年4月以降は大人も自転車に乗る際にはヘルメットを着用するよう努める必要があります。

 あくまで「努力義務」なので違反や罰則はありませんが、自分や同乗している子供の命を守るため、罰則の有無にかかわらず着用するべきでしょう。

自転車関連事故件数の推移(警察庁発表のデータより)
自転車関連事故件数の推移(警察庁発表のデータより)

 しかし実際は、「ママチャリなのに本格的なヘルメットを被るのはちょっと……」と思う人もいるかもしれません。

 現在は子供用だけでなく、大人用のヘルメットも日常生活に溶け込むようなデザインも増え、一見すると帽子のようなデザインのヘルメットなど、多種多様な商品が揃っています。ぜひ一度、販売店を覗いてみてください。

【画像】多種多様な自転車用ヘルメットを見る(8枚)

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