1988年に登場したホンダの2ストマシン「NSR250R」を1/12スケールのプラモデルで再現

プラモデルやトイホビーなどの老舗玩具メーカー「AOSHIMA(青島文化教材社)」は、ホンダが1988年に販売した2ストロークエンジンを搭載するスーパースポーツバイク「NSR250R」を1/12スケールのプラモデルで再現し、2023年1月より発売予定です。

通称「ハチハチNSR」の姿をプラモデルで

 プラモデルやトイホビーなどの老舗玩具メーカー「AOSHIMA(青島文化教材社)」は、ホンダが1988年に販売した2ストロークエンジンを搭載するスーパースポーツバイク「NSR250R」を1/12スケールのプラモデルで再現し、2023年1月より発売予定です。

AOSHIMAのプラモデル「1/12 ホンダ MC18 NSR250R '88」※画像は試作品です
AOSHIMAのプラモデル「1/12 ホンダ MC18 NSR250R '88」※画像は試作品です

 1988年モデルの「NSR250R」は、車体色によって通称「赤テラ」や「青テラ」と呼ばれ、AOSHIMAによってモデル化されるのは純正カラーの「ファイティングレッド/ロスホワイト」と「テラブルー/ロスホワイト」の選択式キットとなっています。

 リアサスペンションには金属製のスプリングを使用し、ステムと車軸は金属製のビスを採用することで強度を確保しつつ、組み立て易い設計となっています。また、スロットルワイヤーやブレーキホースなどはビニールパイプで再現されています。

 実車のホンダ「NSR250R」(1988年発売)は、ロードレース世界GP250クラスで1985~87年度の3年連続メーカーチャンピオンを獲得するなど、国内外で圧倒的な強さを誇るレースマシン「NSR250」で得た高度な最新技術をもとに開発されました。

【実車画像】1988年1月に発売されたホンダ「NSR250R」
【実車画像】1988年1月に発売されたホンダ「NSR250R」

 搭載される排気量249ccの水冷2ストローク90度V型2気筒エンジンは、量産市販車としては世界初のコンピューター制御によるPGMキャブレターを採用し、PGM-CDI点火システムや可変排気孔バルブシステム、オイルポンプなど、吸気から点火・排気にいたるまで、総合的にコンピューター制御するという画期的なものでした。

 フレームは極太の異形五角形断面材を使用したホンダ独自のアルミ・ツインチューブ・フレームを採用し、新デザインのフルフェアリングや大型リアカウルは、より空力特性に優れた形状となっています。

 フロント17インチ、リア18インチサイズの6本スポークデザインとなるアルミキャストホイールには偏平タイヤを装備し、リアはラジアルタイヤを採用。フロントブレーキには異形4ポット対向ピストンキャリパーに大径(276mm)ダブルディスクを組み合わせるなど、最新技術の数々を投入したスーパースポーツモデルです。

 AOSHIMAのプラモデル「1/12 ホンダ MC18 NSR250R ’88」では、いま見ても特徴的な実車のスタイリングが再現されています。

■製品仕様
価格:3960円(税込)
発売:2023年1月予定
ブランド:AOSHIMA
シリーズ:ザ・バイク
スケール:1/12

【画像】プラモデルになったホンダ「NSR250R」と実車画像を見る(9枚)

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