3年ぶりのカブ主総会に、女子高生制服姿の夜道雪さんやマリオのコスプレーヤーも参加! 本田宗一郎の傑作は今も愛され続けている!!

大人気のハンターカブやクロスカブ、歴代のカブシリーズも含め、カブだらけのミーティングがおこなわれました。Hondaウエルカムプラザ青山にはシリーズの現行モデルはもちろん、等身大ブロックや初代スーパーカブC100も展示され、ファンの視線を釘付けしました。

400台のカブ主が集結!

 東京・青山にあるホンダ本社にスーパーカブをはじめとするホンダのカブシリーズが大集結! 誰が呼んだか、通称“カブ主総会”です。

『第25回 カフェカブミーティング in 青山』がおこなわれました
『第25回 カフェカブミーティング in 青山』がおこなわれました

 10月15日(土)、16日(日)の2日間、『第25回 カフェカブミーティング in 青山』がおこなわれ、各日先着200台・合計400台(インターネットでの事前申込み)のカブオーナーたちと、多くの見学者たちが集まりました。

カブが相棒だから毎日が楽しい!

 1991年式『スーパーカブ50』で参加の女性は、『PCX』に乗るご主人とご夫婦で初参加。魅力は「気軽に乗れるから楽しい」とのこと。「初代のような雰囲気にしたい」と、ご主人はカスタムを満喫しています。

1991年式『スーパーカブ50』で参加の女性は、『PCX』に乗るご主人とご夫婦で初参加
1991年式『スーパーカブ50』で参加の女性は、『PCX』に乗るご主人とご夫婦で初参加

 マリオに扮したコスプレで、会場でひときわ目立っていたのは2013年式の『クロスカブ』に乗る男性オーナー。コスプレ姿はハロウィーンのシーズンだからかと思いきや、「自分はヨッシーに乗るマリオ」という理由から。なるほど、『クロスカブ』はグリーン一色で「ヨッシー」のように仕立て上がられ、「CC110」のモデル名はヨッシーが乗る姿とともに「YC110」に変更されているのも面白いではありませんか。

2013年式の『クロスカブ』に乗る男性オーナーは、マリオに扮したコスプレでひときわ目立っていた
2013年式の『クロスカブ』に乗る男性オーナーは、マリオに扮したコスプレでひときわ目立っていた

 丸を基調としたやわらかなフォルムと、愛着のわくスタイリングで日常に溶け込むカブシリーズのカタチ。「北海道など全国を走りまわっていますが、どこへ行ってもカブだと暖かく迎えられます」と、ツーリング派にも同シリーズが人気であることがわかります。

これぞカブ流超弩級カスタム

 CT125用マフラーなど、リプレイスパーツを豊富にリリースするモリワキがカスタム車両を展示するなど、カスタムも魅力のひとつ。オーナーによってさまざまなカスタムが施され、集まった車両を見ているだけでも楽しみはつきませんが、“移動する台所”として料理をつくることも可能とした「キッチンカブ」には驚かされます。

CT125用マフラーなど、リプレイスパーツを豊富にリリースするモリワキがカスタム車両を展示
CT125用マフラーなど、リプレイスパーツを豊富にリリースするモリワキがカスタム車両を展示

 カブシリーズでキャンプに出かけるユーザーは少なくありませんが、大型リヤボックスを荷台に積み、使い勝手の良い台所を再現。屋外での料理を楽しんでいるのです。

もはやカブはカルチャーに!

「Hondaウエルカムプラザ青山」のステージでは、TVア二メ「ス一パーカブ」で主人公小熊役の夜道雪さん、礼子役の七瀬彩夏さんとプロデューサーの伊藤敦さんに加え、『スーパーカブ110/50』の開発責任者代行瀬川健太郎さんによるトークショーがおこなわれました。

TVア二メ「ス一パーカブ」で主人公小熊役の夜道雪さん
TVア二メ「ス一パーカブ」で主人公小熊役の夜道雪さん

「ス一パーカブ」の主人公は山梨県北杜市に住む高校2年生。女子高生の制服姿で壇上にあがった夜道雪さんは「オーディオションを受ける際、主人公の気持ちがわかるように自分もスーパーカブを購入しました」と、小熊役への意気込みが強かったことを明かしました。

TVア二メ「ス一パーカブ」で礼子役の七瀬彩夏さん
TVア二メ「ス一パーカブ」で礼子役の七瀬彩夏さん

「この役をきっかけにバイクの免許を取得した」という七瀬彩夏さんは、「ス一パーカブ」の聖地である北斗市までツーリングしたことを報告。『ハンターカブCT110』を所有するカブ主として、バイクライフをエンジョイしています。

 遠来や最年長、最年少を称える表彰式やカスタムコンテストも開かれ、3年ぶりのリアル開催は大いに盛り上がりました。

本田宗一郎氏の傑作、永遠に!!

 ご存知のとおり「スーパーカブ」は日本を代表する工業製品であり、広く知られている超ロングセラー。その歴史は長く、1958年(昭和33年)8月に初代「C100」が発売されて以来、白バイに並ぶ“働くバイク”の代表格として日本中を走り回り、燃費に優れ丈夫なことから海外でも大活躍。

初代「C100」は、カブ主にとって注目の的
初代「C100」は、カブ主にとって注目の的

 ホンダ創業者である故・本田宗一郎氏がこだわったのは「乗り降りのしやすいカタチとサイズ」「親しみやすく飽きがこないデザイン」、そして「クラッチレバーを必要としない簡単な操作性」で、小排気量モデルでは2サイクルエンジンが主力だった時代に静粛性と燃費に優れ、排ガスや匂いの少ない4ストロークエンジンを新開発し、アンダーボーンフレームに搭載しました。

『第25回 カフェカブミーティング in 青山』には、2日間合計で400台(インターネットでの事前申込み)のカブオーナーたちと、多くの見学者たちが集まった
『第25回 カフェカブミーティング in 青山』には、2日間合計で400台(インターネットでの事前申込み)のカブオーナーたちと、多くの見学者たちが集まった

 2017年に世界累計生産台数が1億台を突破し、ますます需要が高まっています。ミーティングに参加しているみなさんの笑顔を見ると、働くバイクとしてではなく、日常の生活をより楽しくするホビーとしてカブシリーズが愛されていることがわかります。夜道雪さんや瀬彩夏さんのように女性ユーザーの姿もあり、今後もますます老若男女を問わず幅広く支持されていくのでしょう。

『第25回 カフェカブミーティング in 青山』の画像を見る

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Writer: 青木タカオ(モーターサイクルジャーナリスト)

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。自らのモトクロスレース活動や、多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク技術関連著書もある。

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