ENVE「MELEE(メレ)」は日本限定12本!! 究極のエアロ効果を持つオールロードフレーム誕生

アメリカに拠点を置くスポーツ自転車部品メーカー「ENVE(エンヴィ)」が、究極のエアロ効果を持つオールロードフレーム「MELEE(メレ)」をリリースしました。どのような特徴があるのでしょうか。

技術者集団が作った、自身が乗りたい究極のロードバイク

 アメリカに拠点を置くスポーツ自転車部品メーカー「ENVE(エンヴィ)」が、究極のエアロ効果を持つオールロードフレーム「MELEE(メレ)」をリリースしました。

ENVE「MELEE(メレ)」は、タイヤ、ホイール、フレーム/フォーク、コンポーネントなど、すべてを自社で開発・設計している
ENVE「MELEE(メレ)」は、タイヤ、ホイール、フレーム/フォーク、コンポーネントなど、すべてを自社で開発・設計している

 エンヴィでは優れた発想力と、それを実現する高い技術力を有し、古典的なロードバイクから最新トレンドを牽引するカーボンパーツなどを生み出し、常に市場から注目を集めています。

 その技術者たちが、自身が本気で欲しい夢のロードバイクを追い求めて作り上げたバイクが「メレ」です。

 長年、エンヴィはカーボンリム以外に北米の有名メーカーのフレームを開発製造していました。それこそがアメリカのみで限定的に販売されているロードフレーム「ENVE ROAD BIKE」です。

 潤沢な資金があるプロしか使用できないような機材ではなく、サイクリストがとことん使える理想のエアロロードバイクとは何かを考え、「どこも作らないなら自分達のために作ろう」と考えたことがこのプロジェクトの始まりです。

「メレ」はエンヴィや有名ハイエンドフレームブランドも共同出資する工場で製造され、最高のクォリティを量産レベルでも実現し、あらゆる条件下で最高の空力特性を引き出せるフレームデザインと、高い実用性を兼ね備えています。

 最高峰のロードレースで用いられるエアロ系ロードバイクは、エアロ効果を最優先しているがために、乗り心地やハンドリングが若干犠牲になってしまいますが、エンヴィではエアロ効果・乗り心地・ハンドリング(コントロール性・安定性)のバランスを追求しています。

効率的なパワー伝達、重量、エアロダイナミクス、多用途性などの要素を高レベルで融合したオールロード
効率的なパワー伝達、重量、エアロダイナミクス、多用途性などの要素を高レベルで融合したオールロード

 タイヤは27mmから32mm幅が装着可能で(最大タイヤサイズ35mm)、その範囲で運動パフォーマンスを最適化するフレームジオメトリーを採用し、ロードレースからからオールロード(未舗装路のグラベルなど)まで対応します。

 また近年のアメリカでは、グラベルなどあらゆる路面を走行できるオールロードの人気が高まっており、フラットダートでも最速を臨むエアロロードバイクが「メレ」の立ち位置となっています。

 量産とは言うものの、日本向けには数量12本のみ。価格(消費税10%込み)はフレームセットで89万9800円ですが、一切の妥協をせず、エンヴィのノウハウを詰め込んだフレームとしてはバーゲンプライスと言えるものであり、これはビッグチームをサポートするなど莫大な広告宣伝費を投入しないらこそ実現したものでしょう。

【画像】ENVE「MELEE」をもっと見る(7枚)

画像ギャラリー

Writer: 山本健一

サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。

最新記事