カワサキが水素バイクのプロトタイプを公開 バイク見本市の会場にはエンジンを参考出品【EICMA2022】
カワサキは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で開発中の水素エンジンを展示。水素エンジン搭載のコンセプトモデルも公開されました。
水素エンジン搭載の二輪車プロトタイプがついに登場
カワサキは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で開発中の水素エンジンを展示。水素エンジン搭載のコンセプトモデルも公開されました。

カーボンニュートラルの実現に向け様々なモデルを開発するカワサキは、EICMA2022で2種類の電動バイク、ならびに1機種のハイブリッドバイクを公開しましたが、EICMAに先駆け、9月3日には「スーパー耐久シリーズ 第5戦 もてぎ」にて、二輪車用水素燃料直噴エンジンを搭載した研究用オフロード四輪車(以下バギー)を公開し、走行する姿を披露しています。

同研究車両では「Ninja H2」に搭載される排気量998ccの直列4気筒スーパーチャージドエンジンをベースに水素燃料の筒内直接噴射仕様に変更したパワートレインが搭載されtれいますが、新たに公開された二輪のプロトタイプではNinja ZX-10Rのようなシャープなスタイルを採用。
画像からはパニアケースにあたる箇所には圧縮気体水素燃料が搭載されていることが分かります。
四輪においてはトヨタが実用化にむけて開発を進めている水素エンジン搭載車。カワサキのプロトタイプがどのような姿で市場に登場するのか期待が高まります。