KTMのケビン・ベナビデス選手がダカールラリー2度目の総合優勝
ステージ14は、Red Bull KTM Factory Racing ケビン・ベナビデス選手が制しています。ケビン・ベナビデス選手は、2021年に続き2度目の総合優勝です。
ダカールラリー2023ステージ14
ダカールラリー2023最終ステージは、短い136kmのスペシャルステージが設定されたアルホフフとダンマームの間で行われました。降雨の中リバーススタートで始まった最終ステージでは、観客たちがすべてのライダーたちの勇姿を見送ることができます。

8549kmで行われたダカールラリー2023の総合優勝は、ステージ14も制したRed Bull KTM Factory Racing ケビン・ベナビデス選手でした。ベナビデス選手は、2021年のダカールラリー以来2度目の総合優勝です。総合2位には、Red Bull KTM Factory Racing トビー・プライス選手、総合3位は、Husqvarna Factory Racing スカイラー・ハウズ選手です。
総合首位ベナビデス選手と2位プライス選手の差は、43秒でした。
■Monster Energy Honda Team パブロ・キンタニラ選手(ステージ3位/総合4位)

サウジアラビアでのダカールラリー2023を完走できて、とてもうれしく思っています。もちろん結果は目指していた場所ではありませんが、終えることができ、とてもうれしいです。どのステージも毎日100%の力を出して戦いました。支えてくれたチームにとても感謝しています。ダカールラリーだけでなく、シーズンはこれからも続いていきます。勝つときもあれば負けるときもある、それがレースというものです。
■Monster Energy Honda Team エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手(ステージ8位/総合5位)

目標としていた結果ではなかったものの、最後まで走りきれたことはとてもうれしく思っています。例えどんな結果であろうとも、ダカールラリーでの完走は勝利を意味すると思います。以前クラッシュのために完走できず、病院のテレビで他のライダーたちの姿を見ていたことを思い出します。ほぼ毎日がスプリントレースのような中、大きなミスは一つもなくチームはとても手堅いレースをすることができました。
■Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(ステージ34位/総合8位)

ゴール地点に辿りつき、ダカールラリーを終えることができて幸せです。今年は今までレースしてきた中で、一番ハードだったと言える年だったでしょう。結果は望んでいたものではありませんでしたが、どのステージもベストを尽くすことができました。サポートしてくれたチーム、家族、そしてファンの皆さんに感謝をしています。
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次戦の世界ラリーレイド選手権は、アラブ首長国連邦で2月25日から3月3日にかけて開催されます。