「バイク乗りになったら一度は体験してほしいこと」をご紹介〜高梨はづきのきおくきろく。〜

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』は、バイクビギナーやベテランの方にもオススメしたい「バイク乗りになったら一度は体験してほしいこと」をご紹介するよ!

一度は体験してほしいこと!

 皆さんこんにちは、高梨はづきです!

 今日のコラムでは、まだまだひよっこライダーとしてバイクのことを勉強中なわたしが、ビギナーはもちろんのこと、ベテランの読者にもオススメしたい「バイク乗りになったら一度は体験してほしいこと」をご紹介していこうと思うよ!

バイク乗りになったら一度は体験してほしいこと
バイク乗りになったら一度は体験してほしいこと

その1はヤマハが主催するライディングスクール!
【YRA大人のバイクレッスン】

 わたしがバイク乗りにリターンしてもうすぐ3年が経つのだけれど、戻りたての頃はクラッチの扱い方さえ自信はないし、スピードを出したカーブが怖くて周りに付いていけない。感覚というものをほとんど忘れてしまっていたんだよね。そんな状態なわけだから峠道なんて当然怖いし、後ろの車に迷惑かけていないか気にしてしまったりと、それでは運転に集中できるはずもなく…。

初めて参加したのはヤマハが主催するライディングスクール
初めて参加したのはヤマハが主催するライディングスクール

 ライディングフォームなど基礎的なことは教習所で教えてもらった覚えはあるけど、正解が思い出せない。どこかでキホンを再確認しながら練習できる場所はないのかな〜?って考えていたんだよね。そんな時、ライディングスクールというものがあると小耳に挟んだの。調べてみると主要バイクメーカーはもちろん、警視庁やバイク関係団体など様々な主催者が全国各地で開催しているのを知って、えっこんなに沢山あるのかって驚いた!

ヤマハが主催する『YRA 大人のバイクレッスン』
ヤマハが主催する『YRA 大人のバイクレッスン』

 その中でわたしが参加してみたのは、誰もが知るメーカーのヤマハが主催する『YRA 大人のバイクレッスン』。わたしのようにリターンライダーの方や、教習所で教えてもらったことだけでは少し不安な方、乗り慣れてきたら崩れがちの正しいフォームなどを見直したい方に適したレッスン内容で、我こそはビギナーという人にはぜひ参加してみてほしいスクールだったの!

 もちろん、指導員の方々はライディングのプロフェッショナル。そんな指導員からほぼマンツーマンといえる体制でレッスンを受けることができたから本当おすすめ。細かいところまで優しくフォローしてくれるおかげで、1日受講しただけで明らかに運転技量が上達したのがわかるくらい自信がつくよ。

走行技量測定フィードバックシート
走行技量測定フィードバックシート

 インストラクターからレッスンの最初と最後にどれくらい変わったのかを特殊な機械を使った走行技能測定でフィードバックしてもらえるので、目に見えるカタチで自分の成長を確認できちゃうのもゲームみたいで楽しかったなぁ。

 自信ないところはプロから見れば一目瞭然らしく、すぐに察知して的確なアドバイスをくれるから誰が体験しても成長間違いなし!なレッスンでした。不安しかなかったわたしの運転にもたくさんアドバイスをくれて、お陰で脱ビギナーと思えるほどに苦手意識を克服できたことが大収穫。自分の運転に自信がない時こそ、プロの人に正しいと認めてもらえると自信持てるよね!

 克服できた時は心から褒めてくれるからやる気も削がれないし、バイクに乗っていなかった長い年月を取り戻すにはとてもいい良いきっかけになった♪

 ぜひみんなにも体験してほしいなぁ!

その2は…ホンダが主催するオフロードスクール!
【レンタルバイクでわくわく里山探検】

ホンダが主催するオフロードスクールに参加
ホンダが主催するオフロードスクールに参加

 ここでオフロードを体験できたことが、その後わたしの運転技術を向上させてくれた大きな転機ともいえるかも…ってくらいの素晴らしいスクールだったの!

 オフロードスクールと聞くと普段オフロードバイクに乗る人じゃないとあんまり意味ないんじゃない…と思うでしょ?

 それが違くて、普段乗るオンロードバイクの運転にも良い影響を及ぼしてくれたんだ〜。

 普段は舗装されたきれいな道を走って泥に塗れることがなかったわたしだけど、ホンダのオフロードレッスンでは普段経験しないような山の中で行われるのね。草茂る道や凸凹した道を走り抜けるんだけど、それがとにかくアクティビティに富んでいて新鮮なの!

操作を楽しみながら上達できてしまうのも魅力のひとつ
操作を楽しみながら上達できてしまうのも魅力のひとつ

 ひとつひとつの操作をすごく楽しんでいたらいつのまにか成長できちゃうのが魅力の一つ。不思議なのが、オフロード走行を経験すると心が強くなれちゃうんだよね。乗り方は下手でもアクセル捻って進んでいけばいつのまにか障害を乗り越えられているし、それで転んだとしても周りが柔らかい土だからリスクも少ない。

オフロードレッスンもプロの方が指導してくれてしっかり見守ってくれる
オフロードレッスンもプロの方が指導してくれてしっかり見守ってくれる

 オフロードレッスンもプロの方が指導してくれてしっかり見守ってくれるから、転んだ時の対処法や走行中の姿勢などすぐにフォローしてくれるので安心で、終わる頃には運転も上達してオフロード中毒になっちゃうこと間違いなし!

 いつもの運転技術がオフロードレッスンのお陰で向上していて、思い切ってハンドルを切ることができるようになったり傾斜カーブも恐怖心なく走行できるようになるからメンタル強くなりたい人には本当におすすめだよ!

その3は…ライダーでもそうじゃなくても一度は行ってみてほしい!
【東京モーターサイクルショー】

ライダーでもそうじゃなくても一度は行ってみてほしい東京モーターサイクルショー
ライダーでもそうじゃなくても一度は行ってみてほしい東京モーターサイクルショー

 日本の車輌メーカーはもちろん、海外メーカーが新型バイクやコンセプトモデルの展示をしたり、バイクに関わる製品メーカー(ウェア・パーツ・オイル・出版社・ヘルメットなどなど)がイチオシ製品を引っ提げて出展している一年に一度のお祭りイベントだよ。2022年は12万人もの人が来場したんだって。その場で製品を購入可能なブースもあったり、会場をぐるっと見て周るだけでもすごく楽しいの!

展示バイクに跨がったりすることもできる
展示バイクに跨がったりすることもできる

 中には、普通に生きているだけでは見ることのない激レアバイクや、試乗可能なものには展示バイクに跨がったりすることもできちゃう。屋外ではスタントイベントなども開催されていたり、バイク界で有名な方や綺麗なイベントコンパニオンのお姉さんたちと一緒に写真が撮れたりブースによっては無料配布の記念品を貰えることもあるんだ。

 バイク乗りではなくても楽しめるから友達や家族と一緒に参加しても楽しいイベントだと思うのでまだ行ったことのない人は行ってみてね!

 2023年は3月24〜26日に開催予定だって!

その4は迫力満点!
【FIM世界耐久鈴鹿8時間耐久ロードレース】

FIM世界耐久鈴鹿8時間耐久ロードレース初取材
FIM世界耐久鈴鹿8時間耐久ロードレース初取材

 クラシックな見た目のバイクが好みなわたしにとって、スポーツバイクに対してはこれまであまり興味が沸かなかったんだよね。それに、世の中にバイクレースというものがあることはもちろん知っていたけど、規模が小さいものしか想像になくて、こんなに大きい大会が、しかも日本で開催されているなんて全く知らなかったの。

 そんな中、バイクのニュースでレースレポート記事を書くにあたって、初めて鈴鹿8耐を生で観させてもらい…もうほんとレース会場の鈴鹿サーキットで見て体験した何もかもに迫力があって、会場のわたしはずっと興奮状態!(笑)

 想像以上の盛り上がりと熱狂に、空いた口が塞がらないとはこのことか…と思ったよ。

プロライダーたちの走行を間近で観戦し、速度や音に驚いた
プロライダーたちの走行を間近で観戦し、速度や音に驚いた

 会場はたくさんのモータースポーツファンをはじめとした観客で溢れていて、そこでは世界で活躍するプロライダーたちの走行を間近で観戦できるんだけど、とにかくレーサーから甲高く響き渡るマフラー音に高揚するし、当たり前なんだけど…レースというだけあってバイクがめちゃくちゃ速いの!

レースというだけあってバイクがめちゃくちゃ速かった
レースというだけあってバイクがめちゃくちゃ速かった

 スタンドから見ていても、眼中から一瞬で消えてしまうくらい。それもそのはず、最高速度は新幹線と同じ300km/hで走ってるというのだから…。今回はバイクのニュース取材班として参加させてもらったけど、今度は一観客者として読者の皆さんと同様に純粋に観戦してみたいなぁ。スポーツ観戦はWEBやTV中継で観るより現地に足を運ぶのが一番だよね。

 今年の鈴鹿8耐はみんなも現地で花火を見ようね!

その5は…知りたければ借りてしまおう!
【レンタルバイク】

メーカーさんのバイクを借りて試乗しています
メーカーさんのバイクを借りて試乗しています

 わたしは、実際に店舗でレンタルバイクって借りたことがないんだけど、ありがた〜いことにこのコラム記事を書くにあたってメーカーさんからいろんなバイクを借りて試乗させてもらっている。

 言い換えればレンタルバイクと同じような体験をさせてもらっているんだけど、今まで興味のなかったバイクに試乗することで自分の中に選択肢がなかった「なし」のバイクが「あり」になったり、体験してみることって大事なんだなぁと思った。

今まで興味のなかったバイクに試乗することで「あり」になることも
今まで興味のなかったバイクに試乗することで「あり」になることも

 そして、実際に乗って知ることで、よりバイクというものが好きになるきっかけになる。デザインが良くても乗り心地がしっくりこなければ長く愛せなかったりするじゃない?だからバイクを買う前や他のバイクを知りたい場合に試し乗りが出来るって最高なんだよね!お金はかかるけども!

 出かけた先で思い立ったらレンタルバイクで街中を回ってみるのもいいよね!愛車で回るのも良いけど、たまには旅先でふらっと借りてみるのも一興だよね。

 わたし的には、北海道と沖縄に旅行した時にはレンタルバイクを借りていろんな場所を回ってみたいな〜。

※ ※ ※

 いかがでしたでしょうか?

 バイク離れが叫ばれて久しいけど、そんな時代に少しでもバイクを愛してくれる人たちが増えてくれるようにと願って、世の中ではたくさんのイベントや企画がされているんだよね。

色んなことに挑戦して一緒にバイクを楽しみましょ!
色んなことに挑戦して一緒にバイクを楽しみましょ!

 これからバイクの免許を取る人も既に取得している人も、2023年もたくさんのイベントが待っているだろうから、固定概念にとらわれず是非色んなことに挑戦して一緒にバイクを楽しみましょ!

 …ということで本日はここまで。
 また8の付く日にお会いしましょう〜!

hapiちゃんねる🔰(高梨はづき)

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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