一体どうすればいい? ナンバープレートに貼った自賠責保険ステッカーが剥がれてしまった時の対処法

ナンバープレートに、加入した自賠責保険のステッカーを貼ることは法律で定められています。では、剥がれてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。

自賠責保険のステッカーは非常に重要!

 自賠責保険の加入ステッカーの正式名称は「自賠責標章(保険標章)」。このステッカーは、排気量が250cc以下の車検制度が対象外となっているバイクに対し、保険への加入と同時にナンバープレートへの貼り付けが義務付けられています。

 ステッカーには、加入した自賠責保険が満期を迎える年月が記載されており、保険期間満了の年ごとに色分けされているので、有効期間を簡単に判別することが可能です。すなわち、この自賠責保険ステッカーが貼ってあるということは、その車両が自賠責保険に加入しているという証明になるということ。

 ステッカーを貼り付ける位置は、原付の場合はナンバープレート内の視認しやすいスペース、250cc以下のバイクはナンバープレートの左上とそれぞれ決められています。

自賠責保険ステッカーはナンバープレートの左上に貼る
自賠責保険ステッカーはナンバープレートの左上に貼る

 というように、自賠責保険ステッカーはとても重要な存在。そのため、貼らず250㏄以下のバイクに乗った場合は違反とみなされます。これは、自動車損害賠償保障法第9条の3において、「検査対象外軽自動車、原動機付自転車及び締約国登録自動車は、国土交通省令で定めるところにより、保険標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない」と定められているためです。また、ステッカーを貼っていたとしても有効期限が切れていれば、貼っていないのと同じく違法とみなされます。

 なお、自賠責保険ステッカーを貼っていない、もしくは有効期限が切れたステッカーを貼っている場合は、自動車損害賠償保障法88条において、30万円以下の罰金が科せられるので注意してください。

自賠責保険のステッカーは非常に重要!

 では、もしも自賠責保険のステッカーが雨風などにより剥がれてしまった場合、一体どうすればよいのでしょうか。

自賠責保険ステッカーは剝がれても再発行が可能
自賠責保険ステッカーは剝がれても再発行が可能

ステッカーは加入している保険会社に依頼することで、再発行することが可能です。再発行を依頼する際は自動車損害賠償責任保険証明書、契約者の印鑑、本人確認書類の3点が必要。もし使用不能状態のステッカーが手元にある場合は、それも一緒に提出しましょう。

 一例として、東京海上日動の場合、東京海上日動のHPから自賠責標章の再交付申請書を印刷し、必要事項を記入。そして、運転免許証やパスポートなど、本人確認ができる確認書類のコピーと再交付申請書を専用封筒へ同封し、郵送します。

 新しい自賠責保険ステッカーは、申請してから約2週間程度で契約している住所に届く流れです。プリンターを持っていないなど、書類の印刷ができない場合は、代理店へ連絡すると安心です。

 早急に再交付を希望する場合は、最寄りの営業店へ直接連絡して確認するのもよいでしょう。窓口で申請する場合には、即日発行してもらえる場合もあります。

 なお、保険会社によっては紛失や破損など、理由によって再交付申請時に必要な書類が異なる場合があります。そのため、自身が加入している保険会社のHPなどを十分に確認しておくと良いでしょう。また、再発行の費用に関しても、会社によっては費用が発生する場合があるので、事前に確認しておきましょう。

自賠責保険ステッカーは期限によって色が違う
自賠責保険ステッカーは期限によって色が違う

 ちなみに、自賠責保険自体はコンビニで加入・更新の手続きをすることが可能ですが、残念ながら自賠責保険ステッカーの再発行はできません。万が一自賠責保険の加入会社が分からない場合は、バイクを購入したディーラーや販売店に問い合わせすればすぐに分かります。

 ちなみに、自賠責保険の有効期限が切れていても、ファミリーバイク特約などの任意保険に加入していれば問題はないだろうと考える人がいるかもしれませんが、それは誤った認識です。

 任意保険の目的は、自賠責保険ではカバーしきれない部分をフォローすることにあります。もし自賠責保険に加入していないバイクで事故を起こした場合は、自賠責保険がカバーする範囲の補償は自己負担。もちろん、事故に遭わない・起こさないことが一番ですが、万が一のことを考えても必ず任意保険に加入しておきましょう。

【画像】自賠責保険ステッカーを貼ったバイクを画像で見る

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