カワサキ「Ninja ZX-4RR」「Ninja ZX-4R」 399cc・4気筒エンジン搭載のスーパースポーツを海外市場で発表
カワサキはNinjaシリーズの新型モデル「Ninja ZX-4RR」を北米市場で、「Ninja ZX-4R」を欧州市場で発表しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。
待望の 400cc4気筒モデルが登場
カワサキはNinjaシリーズの新型モデル「Ninja ZX-4RR」を北米市場で、「Ninja ZX-4R」を欧州市場で発表しました。

海外市場で公開されたNinja ZX-4RR/Ninja ZX-4Rは、最高出力77PS(ラムエア加圧時80PS ※欧州公開値)を発揮する新設計の排気量399cc 4気筒エンジンを搭載するカワサキのスーパースポーツシリーズ「Ninja」の最新モデルです。
Ninja ZX-25Rベースの車体を使用するZX-4Rシリーズでは、「スポーツ」「ロード」「レイン」3つの走行モードに加え、「ライダー」(マニュアル設定)も備えたKTRC(カワサキトラクションコントロール)、2500rpm以上で作動する上下対応カワサキクイックシフター(KQS ※スタンダードの4Rではオプション設定)などを搭載。
フロントにはショーワ製アドバンスドSFF-BPフォーク(Ninja ZX-4R SE、Ninja ZX-4RRはプリロード調整機構付き)、リアにはNinjaシリーズのフラッグシップモデル「Ninja ZX-10R」と同じプログレッシブ特性を持つホリゾンタルバックリンク式リアサスペンションを搭載することでスーパースポーツモデルらしい優れたハンドリングを実現しています。
そのほか、φ290mmセミフローティングツインディスクとラジアルマウントモノブロックキャリパー、F120/R160タイヤなどのほか、GPSによるルート情報や車両の走行情報の記録など、さまざまな機能を持つアプリケーション「Kawasaki RIDEOLOGY」の利用も可能というNinja ZX-4R。日本への導入は2023年秋の予定となっています。