ホンダ最新の電動スクーター

　ホンダは、2023年3月17日から19日にかけてインテックス大阪で開催中の「大阪モーターサイクルショー」で新型電動モデル「EM1 e：」を日本初公開しました。

　2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA（エイクマ）」で一般公開されたEM1 e：は、ホンダが2025年までに全世界で10車種以上を投入することを2022年9月に発表して以来、初めて投入する原付一種相当の電動二輪車です。

　国内においては法人向けに導入されている「ベンリィe:」「ジャイロe:」「ジャイロキャノピーe:」などと同じく、脱着式のバッテリーパック「Honda Mobile Power Pack e：」を搭載するEM1 e:は、最高速度45km／h、1回の充電で40km以上の航続距離を実現。

　充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電されるのを待つことなく走行が可能となっています。

　日本においては、エネオスとバイク国内4メーカーが出資する「Gachaco（ガチャコ）」によりバッテリーシェアステーションの設置が進められていますが、今後、バイクの電動化がどのようなスピード感で浸透していくのか注目したいところです。