不思議な感覚をいくつも味わえる!ロイヤルエンフィールド「ハンター350」に試乗〜高梨はづきのきおくきろく。〜

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』は、密かに恋焦がれていたメーカー「ロイヤルエンフィールド」に試乗する機会が巡ってきました。今回試乗したモデルは、2023年3月から販売が開始された「ハンター350」だよ!!

密かに恋焦がれていたロイヤルエンフィールドに試乗する日

 みなさんこんにちは、高梨はづきです。

 本日はわたしが密かに恋焦がれていたメーカー、ロイヤルエンフィールドのバイクをお届け!
 今回試乗したバイクは3月7日に販売開始された『Hunter350(ハンター・サンゴーマル)』だよ‼︎

ロイヤルエンフィールドの新型『Hunter350』に試乗してきたよ
ロイヤルエンフィールドの新型『Hunter350』に試乗してきたよ

 これまで国産バイクを試乗堪能してきた私にとって海外輸入車のバイクには中々乗る機会がなく、ロイヤルエンフィールドのバイクに乗れることが嬉しくて内心かなりテンション上がっております!

 欲をいえば密かに狙っていたクラシックシリーズに乗りたかったのだけど…ハンターシリーズも世界各地で人気爆発しているニューモデルということでロイヤルエンフィールド開拓第1台目としてはいいスタートを切れる予感!

まずは車体の印象をみていこうかな

 ハンター350の外観はとても若々しくて颯爽とキビキビ走ってくれそうな印象だよね。遠目で見ると大きく見えるけど、近くで見ると真ん中に重量物が集約されているからかかなりコンパクトで質実剛健な漢らしさを感じたよ。

ロイヤルエンフィールドは純正のカスタムパーツがとても豊富
ロイヤルエンフィールドは純正のカスタムパーツがとても豊富

 発表・試乗会の会場に展示されていた車両には、標準装備では無いカスタムオプションパーツが付いていて、メーターバイザーやバーエンドミラーを付けると変わりますよ〜という指標として付けてもらっていたんだけど、これもとても似合っているよね。

シートを純正から取り替えるだけでもかなり印象が変わる
シートを純正から取り替えるだけでもかなり印象が変わる

 ロイヤルエンフィールドは純正のカスタムパーツがとても豊富で簡単に自分好みに出来てしまうんだ。シートを変えるだけでもかなり印象が変わってくるからシート変更はおすすめ!

さて、乗り味を堪能…の前に恒例の足付きからチェック!

 シート高790mm車両重量181kgというハンター350に跨ってみると、わたしの身長(158cm)で踵(かかと)が少し浮く程度。ハンドルまでの距離も丁度良く、上体の起き上がった楽なポジションで乗車姿勢が取れたよ。

シート高は790mmで身長158cmのわたしで両足の踵(かかと)が少し浮く程度
シート高は790mmで身長158cmのわたしで両足の踵(かかと)が少し浮く程度

 ハンター350は大きく分けて2パターンのデザインモデルあって、そこからさらに各3色展開。つまり2×3で計6色から選べるよ。足付きチェックしたバイクはハンター350のRebel(レベル)のレッドカラーを纏ったオプション装着車。

 試乗したのは、Rebelのブラックなんだけど、Rebelシリーズはその他にブルーが存在するんだ。ロイヤルエンフィールドの発表説明会社ではReblのカラー紹介の時にブルーをイメージカラーと言っていたんだけど…ロイヤルエンフィールドのイメージカラーって青だったんだね!

 てっきり赤やオレンジの暖色がイメージカラーだと思っていたから、それを聞いた時は思わず声が出るくらい衝撃だった。

では早速走行に移るね!

 エンジンをかけると低い重低音のマフラー音で今まで感じたことのない迫力を感じた。単気筒らしく、ゆったりなリズムで音を刻み込むエンジンの鼓動が身体に鳴り響く。ハンター350を動物で例えるとしたら…虎かな!虎みたいに漢らしくどっしりとした余裕のある佇まいといったところかな。どう?伝わるかな?

回転数を少しあげてクラッチが開け切るギリギリまで持っていくとやっと進み始めた
回転数を少しあげてクラッチが開け切るギリギリまで持っていくとやっと進み始めた

 いつもの感覚で発進しようとすると…何故か進まない。クラッチを半分くらい開けるもまだ進む気配がない。いつもならクラッチを少しずつ開くとすぐ進み始めるのに進まないから焦り始める。

「クラッチ開け切っちゃうよ!?」と思いながらエンストしたく無いため回転数を少しあげてビビりながらクラッチが開け切るギリギリまで持っていくとやっと進み始めた。その間、ゆったりなリズムが、エンストしてグッと前に出てしまうあの感覚がよぎって少し怖かったけど、公道に出て信号待ちの間にクラッチ操作の感覚を掴んだらこっちのもの!

 指先の少しの操作で済むことに気が付いてからは気持ちに余裕が生まれてルンルン走行に♪笑

総括すると、とても快適に乗ることができたよ!

 都内ではストップ&ゴーが多くて、ギヤをあげても3〜4速くらいで事足りてしまうことが多いし、試乗会では3速までしかあげずに走行してみたんだけど、ハンター350に乗って驚いたのはマフラー音が変わらずにギヤチェンジできたこと!

ハンター350に乗って驚いたのは、ギヤチェンジをしてもマフラー音が変わらないこと!
ハンター350に乗って驚いたのは、ギヤチェンジをしてもマフラー音が変わらないこと!

 国産バイクのギヤチェンジする時、アクセル戻してクラッチ握っている間エンジン音がすぐに休憩するようなウワーン、ガチャ、ウワーン、ガチャというような区切りのある音になるんだけど、ハンター350は違くて、ギヤチェンジする時エコーがかかっているようなモワーーーンという後ろ髪惹かれる音で、その音が続いてる中でギヤチェンジするような感じなんだけど…書いても伝わる気がしない(笑)

 ギヤ上げしても音が一定で続いている中変えることができるから、側から聞いていたらギヤチェンジした??ってわからないくらいだと思うんだよね。エンジンブレーキは流石に音は変わるけど、1速から2速にギヤ上げの時のモワーーーンとした音がとても不思議で初めての感覚だったから新鮮で面白かった!これは読者の方にも体感して欲しい!

余裕のある軽快なライディングを楽しめる理由は、タイヤ幅が太くフロントフォークの幅が広く造られているからかも
余裕のある軽快なライディングを楽しめる理由は、タイヤ幅が太くフロントフォークの幅が広く造られているからかも

 ハンドリングは乗る前のキビキビと動きそうな印象とは異なり、足回りに軽快さはあるんだけど思ったより優雅な乗り心地だったよ。重いとかではなく深みのある乗り味。車線変更や車の速度に直ぐに合わせられるレスポンスは高いんだけど、サクッとというより余裕のある軽快なライディングを楽しめた。多分それは足回りが関係しているんだけど、タイヤ幅が太くフロントフォークの幅が広く造られているからなのかもしれない。

タンクの容量は13Lと、よく巷で比較されるホンダGB350よりは少ない容量
タンクの容量は13Lと、よく巷で比較されるホンダGB350よりは少ない容量

 タンクの容量は13Lと、よく巷で比較されるホンダGB350よりは少ない容量にはなるんだけど、単気筒エンジンでコンパクトな車両だから燃費はいいはずなんだよね。13L満タンにして東京からどこまで行けるのかいつか試してみたいなぁ〜。

ロイヤルエンフィールドは、どのモデルも個性的でかっこいいからもっと乗ってみたい
ロイヤルエンフィールドは、どのモデルも個性的でかっこいいからもっと乗ってみたい

 でも次ロイヤルエンフィールド乗るならやっぱりクラシックに乗ってみたい!!エンジンは一緒みたいだけど乗り味違うのかなぁ。乗れるかな?乗れる日が来るといいなぁ。

 …ということで本日はここまで!
 また8のつく日にお会いしましょう〜!

hapiちゃんねる🔰(高梨はづき)

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Writer: 高梨はづき/hapi

(役者/YouTuber)17歳で普通自動二輪免許取得し、当時の愛車はホンダCB400T。声優を目指して専門学校に入学後、勉学に専念するため同車を手放し一時バイクを離れる。2020年3月にカワサキ・エストレヤを購入し、数年ぶりにバイクの世界にリターン。声優活動を経て、現在は舞台役者・バイカーモデルとして活動中。同時に"hapi"名義でYouTubeチャンネルを開設、自身のバイクライフをマイペースに投稿してます!チャンネル登録お願いします!!

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