ENVEから新型グラベルフレーム「MOG(モグ)」新登場 数量限定で日本上陸
アメリカに拠点を置くスポーツ自転車部品メーカー「ENVE(エンヴィ)」から、グラベル用の新型フレーム「MOG(モグ)」が新登場しました。日本へは数量限定入荷で発売されます。
グラベルを駆け抜けるラグジュアリーバイク!
スポーツバイク(自転車)は走る機材というだけではなく、所有欲を満たすことも非常に大きなポイントです。アメリカに拠点を置くスポーツ自転車メーカー「ENVE(エンヴィ)」は、機能性はもちろんのこと、ブランドが持つ魅力でサイクリストの心を鷲掴みにしているメーカーのひとつです。

エンヴィの新型フレーム「MOG(モグ)」は、耐久性、フレーム内収納、タイヤクリアランスといった現在のグラベルの定義すべて応える機能を備え、あらゆる走路での対応力を迫られるオールロードで要求される機能性を満たしています。
軽量で信頼性のあるカーボンフレームは、エンヴィのエンジニア自身が乗りたいと思えるフレームを目指した素材や編み方を追求しています。
高いハンドリングとコントロール性は、フレームサイズ毎にジオメトリーを微調整したフォークレイクにより、どのサイズでも快適なハンドリングコントロールを実現しています。
ホースやケーブルはフル内装ルーティングを実現する新型のステムを採用し、ハンドルからステム、ヘッドチューブまで、すべてのホースやケーブルは内装され、エアロ効果に貢献します。
トレンドと言えるフレーム内収納も備え、携帯工具や修理キット、コンパクトなウェアなどをダウンチューブのカーゴスペースに収納することが可能です。
700Cホイールとタイヤの使用を前提としたジオメトリーを採用し、超ワイドな50cまで対応しています。650bで太いタイヤを履くよりも、700x50cのタイヤを履いた方が、転がり抵抗も低くグラベルをより楽しむことができます。
現在のコンポーネントは機械式、電動式、シングルスピードなど様々な選択肢が存在していますが、モグはそのすべてのコンポーネントに対応してます。
外観はフォントにもこだわったブランドロゴとシンプルなグラフィックの組み合わせでスマートなイメージに仕上げられ、走行性能は本格派。機能面においても満足が得られるバイクです。
日本国内では数量限定販売となっており、フレームセットの価格(消費税10%込み)は89万9800円(ハンドルバー、ステム、シートポスト、アクスル付属)、サイズは3種類です。
Writer: 山本健一
サイクルジャーナリスト(人力バイクのほう)。ジャーナリスト歴20年、自転車競技歴25年の公私ともに自転車漬け生活を送る。新作バイクレビューアー、国内外レースイベントやショーの取材、イベントディレクターなど、活動は多岐にわたる。