折り紙にヒントを得た電動バイク 「STILRIDE 1」公開
スウェーデンの新興企業「STILRIDE」は独自の技術を活かした電動バイク「STILRIDE 1」市販モデルを公開しました。
ユニークな外観の電動バイク
スウェーデンの新興企業「STILRIDE」は独自の技術を活かした電動バイク「STILRIDE 1」市販モデルを公開しました。

2019年にスウェーデンで設立され、ストックホルム郊外に本社を置くSTILRIDEは、日本古来の折り紙技術に現代的なアレンジを加え、持続可能な工業用折り紙「STILFOLD」を開発した新興企業です。
ロボットアームを使って、リサイクルされたステンレス鋼の断片を自転車のシャーシに折り込むSTILFOLDの技術で作られたSTILRIDE 1は、最高速100km/h、航続距離120kmを発揮。

スウェーデンに本社を置くISR社と共同開発したブレーキシステムやマルチリンク式のリアショック、コンチネンタル社製のABS(アンチロック・ブレーキ・システム)などが採用されています。
盗難防止、地理的な位置情報、サービス診断、バッテリー状態の管理などをライダーに提供するStilconrolアプリにも対応するSTILRIDE 1の価格は1万5000ユーロ(日本円で約217万円)で、2024年春に納車予定となっています。