ファンティック「キャバレロ スクランブラー500」はリターンライダー時代の思い出の1台!クリステル・チアリのSUNNY RIDE
Aloha Happy Friday! 今週もクリステル・チアリの “The next station is...SUNNY RIDE!”今週もご乗車いただきありがとうございます!
3年ぶりに再会したキャバレロ スクランブラー500
今回は大好きなイエローのファンティック「キャバレロ スクランブラー500」を堪能してきました!
久々に会えたキャバレロ スクランブラーは、相変わらず色が鮮やかで大きくてかっこよかった。
初めてキャバレロ スクランブラーに出会ったのは、2020の秋。私がまだ、バイクにリターンして間もない頃で、ドキドキしながら箱根の山をトロトロと走った記憶が今も鮮明に。あれから2年半、少しは成長したはず。
どんな走りができるか、そこも私の中では大きな確認したい点でした。

キャバレロのラインナップの中で、一番カタチやボディーカラーが好きなスクランブラー。排気量は125cc、250ccと500ccの3種類で、小さいエンジンやとマシン自体も小さいやん?って思うけど、キャバレロスクランブラーさんのフレームは、全排気量全く一緒。
全長2166mm、全幅820mm、全高1135mm、シート高820mm、ホイールベース1425mm。唯一違うのは車体の重さで、125ccは130kg、250ccは140kg、500ccは150kgとなっています。
排気量が上がるごとに、10kgずつ重さが増えていく。150kgあるとバイクの押し歩きにはかなり気を使わなあかんけど、走り出してしまえばパワーがあるので快適しかない世界が味わえてしまう。
林道も楽しくて、普通の道も楽しめるキャバレロ スクランブラー。シンプルに見えるデザインですが、細かいところまで洗練されていて、全体を通して丸みがかかっている分、優しく見えるは私だけかなぁ?

正面から見たライトもシンプルやねんけど、ライトをつけるとLEDがUFOからの光みたいに、大きい丸と小さい丸が出ていて好き。下の細かい丸は普通のライト用で、上の5個がハイビーム用になっているんです。
ライトの両脇のフロントフォークのネジ部分にも丸が3つずつあって、妙にバランスが取れていて、ひとりでクスッと笑ってしまうクリスさんでした。
横側のマフラーカバー部分も、熱を逃すための穴がしっかり丸いし、マフラーの先っちょ部分のところも火傷をしないようにあるカバーも丸いねんけど、ここのデザインも面白くて、上側は左から小さい丸からだんだん大きくなって、下は反対に右から大きくなっていく。
こういう遊び心って、見ているだけでもすごく楽しくないですか?ひとつの絵や彫刻を見ているみたい。
ひっそりとシートの斜め後ろには、ちょこんと国旗が付けられていて、これまたさりげなく主張をしていて、さすがイタリア!遊び心にキュン。
リアに回ってみると、とってもシンプル。小さな丸いテールランプの上のシートに FANTICの文字。その先に見える、これまた丸いミラーが見やすそうでいい感じ。
ライディングの上達を感じさせてくれたキャバレロ スクランブラー
座ってみると、シートはめっちゃ柔らかいかと言うたらそうでもないけど、固さが全然気にならない。
メーターもとてもシンプル。時間、エンジンの回転系、速度と走行距離が見れるので十分。ガソリンのマークもシンプルで、オレンジ色に光ったら早やく給油せなあかんよサイン。
気をつけないとガソリンスタンドと出逢えへん時、ほんまにビビるから、ガソリンの残量はキチンとチェックしてくださいね!

エンジンをかけると、しっかりと響き渡る深い音。それだけでもテンションが上がる。スロットルを回すと少し遊びがあるけど、じわっとミートしてブオ〜ンと走り出してくれる。
2年半前は、スピードはそんなに怖くなかったけど、コーナリングでどれだけ減速するねんって感じの、へっぴり腰クリスさんでしたが、今回はしっかりとシフトチェンジもしながら、コーナー手前でキチンとシフトダウンして、加減速を楽しめるようになってた。
うまいか?って言われたら、まだまだ下手くそやけど、ビビらずに楽しめるところまで来たのかも。誰も褒めてくれへんから、自分でまずは褒めておきましょう。
今回乗ってみて、コーナリングをするときに気付いたのは、キャバレロスクランブラーちゃんの前寄りにキチンと乗っていると、しっかりとフロントサスペンションが沈んで体重移動しながら自然と曲がって行けたこと。バイクの乗り方の基本を思い出させてくれました。

優しくも強くも走れるオールマイティーなキャバレロシリーズは、バイクの免許を取って、まだ日が浅い人にもオススメ!
原付二種の免許でも125ccに乗れるし、中型、大型へとサイズアップしていける。
今年はミラノのモーターショーで、700ccも発表になったので、楽しみが増えました!
ちなみ、車体はワンサイズのスクランブラーですが、シート高820mmから800mmに、20mm下げられるローダウンサスペンションオプションもあるので、「大きいし〜」って諦めずにお店に行ってみてくださいね!
クリスさんが試乗した500ccのスクランブラーは、車体(消費税込)が119万円。登録や整備、自賠責など込み込みで大体130万円くらいです!
なんとなくイメージが湧くかな?ではまた次回!SUNNY RIDEに今回もご乗車ありがとうございました!See ya!
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— ChristelleCiari🌈🎙🚃 (@christelleciari) June 7, 2023
Writer: クリステル・チアリ
父はギタリストのクロード・チアリ。19歳でKiss Fmのサウンドクルーとしてデビュー。その後バラエティーやMC、ナレーションなど幅広く活躍。
NHK教育テレビ『英語であそぼ』4代目おねぇさんに抜擢され生まれ育った関西から東京へ進出。『英語であそぼ』がきっかけで、全国の鉄道の英語車内アナウンスを担当することに。
声優、歌手、スポーツMC、幼児教育の先生やセラピストとしても近年全国を飛び回る。
元気印が取り柄のクリスさん、配信アプリ17ライブで毎晩22:30〜0:30みなさまからのリクエストを生でこたえてくれます!