ホンダ発のベンチャーが開発した電動三輪「ストリーモ」 特定小型原動機付自転車の型式認定を取得

ユーザーの「安心感」を第一とした電動マイクロモビリティを開発する株式会社ストリーモが開発した一人乗り電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」が、特定小型原動機付自転車の性能等確認制度において、「適合」の通知を受けました。

次世代の乗り物が型式認定を取得

 ユーザーの「安心感」を第一とした電動マイクロモビリティを開発する株式会社ストリーモが開発した一人乗り電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」が、特定小型原動機付自転車の性能等確認制度において、「適合」の通知を受けました。

一人乗り電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」と株式会社 ストリーモ 代表取締役・開発者の森 庸太朗さん
一人乗り電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」と株式会社 ストリーモ 代表取締役・開発者の森 庸太朗さん

 新事業創出プログラムから生まれた22社目のベンチャー企業であるストリーモが開発したStriemoは、独自のバランスアシスト機構により、ゆっくり歩くようなスピードから自転車程度のスピードまで、転びづらく安定した走行を可能にした小型モビリティです。

 2023年には欧州での発売も予定しているStriemoは、0.1mm単位で重心バランスを計算した緻密な設計と、独自のバランスアシスト機構により、人が自然とバランスを取りやすい構造が採用されています。

電動三輪マイクロモビリティ「Striemo」
電動三輪マイクロモビリティ「Striemo」

 2023年6月6日付で「適合」の通知を受けた性能認定は、2023年7月施行予定の改正道路交通法に対応する新カテゴリー「特定小型原動機付自転車」の型式認定で、認定機関 公益財団法人日本自動車輸送技術協会(JATA)による認定を受けたものとなっています。

電動三輪マイクロモビリティ「Striemo」
電動三輪マイクロモビリティ「Striemo」

■電動三輪マイクロモビリティ「Striemo」の主な特徴
●「静止時でも足をつかずに、極低速から快適な速度まで安心して走行」
人がもつ自然な反応を活かした独自の「バランスアシストシステム」(特許取得済み)により、停止時も自立し、極低速から快適な速度まで転びづらく安定した走行を可能にします。20kgの荷物を乗せた場合でもバランスを保持しての走行が可能です。

●「バランス取りも容易」
石畳や轍(わだち)、傾斜でも進路や姿勢を乱されにくく、ユーザーは走行時に容易にバランス取ることができるので、快適な走行が楽しめます。

●「人や他の交通手段との親和性」
低速でもふらつきにくく、足をつくことなく停止できるため、車道の走行速度だけでなく、歩行速度での移動でも歩行者・他の車両とも互いに安心して走行できます。

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