ヤマハのクロスカントリー競技用「YZシリーズ」 進化した「YZ450FX」を含む4機種を発売
ヤマハは排気量124ccから449ccのクロスカントリー競技用のモデル「YZシリーズ」の2024年モデルを10月20日から順次発売します。
エンジン・車体が進化した「YZ450FX」
ヤマハは排気量124ccから449ccのクロスカントリー競技用のモデル「YZシリーズ」の2024年モデルを10月20日から順次発売します。

自然の地形をなるべく変えることなく設定されたコースで行われることの多いクロスカントリー競技に向けたYZシリーズは、ヤマハが製造するオフロード競技用モデルをベースにクロスカントリー向けの装備や仕様とされたモデルです。
2024年モデルでは、最上位モデル「YZ450FX」が2023年にフルモデルチェンジした「YZ450F」のエンジンとボディをベースに、クロスカントリー用モデルとして、扱いやすい特性に仕様変更。
専用ECUを採用し、「極低速域での粘り」と「中高速域での力強さ」に貢献する449ccエンジン、クロスカントリー用途に調整したクラッチとトランスミッション、エンジン懸架を専用開発し、旋回時の操作性を向上したバイラテラルビーム・フレーム、ストロークを短縮してローダウン化し、国内のクロスカントリー向けに専用チューニングした前後サスペンション、コンパクトで容量を確保した燃料タンクやエンジンガードなどの専用パーツが装備されています。

なお、各モデル(YZ125X、YZ250X、YZ250FX、YZ450FX)には共通コンセプトである直線的なホリゾンタル・ムーブメントのグラフィックと、ヤマハブルーに異なる色域のブルーを組み合わせたカラーリングを採用しています。
クロスカントリー競技用「YZシリーズ」の価格は77万円から122万6500円となっています(ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店にて、2023年8月30日から12月3日までの期間限定で予約受付)。