サーキットだからこそ楽しめる!MotoGP日本グランプリの魅力がいっぱい!! 夜道雪の場内DJ裏側よもやま話 前編 〜夜道雪のちょっと寄り道〜

人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんの不定期連載コラム「夜道雪のちょっと寄り道」。連載第32回目では、9月29日〜10月1日に開催されたオートバイ世界最高峰レース「MotoGP」で、場内DJを務めたエピソードをご紹介します!

オートバイの世界最高峰レース「MotoGP」に潜入!

 どうも夜道雪です!

 冒頭から恐縮ですが、この場をお借りして、心からの感謝を述べさせていただきます!
 
 今回の大役に私を検討、起用して下さった皆様、また当日に温かく的確に導いて下さった皆様。身に余る大役を仰せつかり、そして貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!

 それでは改めまして、お前ら夜道に気をつけろ!

どうも! MotoGP第14戦日本GPの場内DJです!
どうも! MotoGP第14戦日本GPの場内DJです!

 どうも! 場内DJです! いつもとだいぶ違う冒頭と、謎の自称にもワケがあるよ!

 バイクで始まり、クルマから船外機からジェット機まで…なんなら耕運機、草刈り機、発電機、高圧洗浄機なんて、技術を人の役に立てすぎてる企業があるそうですね? その企業、サーキットと遊園地とアスレチックとキャンプ場を融合させたりもしてるらしいですね?

 なんと、今回の舞台はホンダ傘下のホンダモビリティランド株式会社が運営する「モビリティリゾートもてぎ」です!

 そんな夢のような場所、「モビリティリゾートもてぎ」にて、9月29日から10月1日にかけて「2023 MotoGP第14戦日本グランプリ」が開催されました!

 MotoGPは、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催するオートバイロードレース世界選手権シリーズの最高峰クラス。排気量別に1000㏄クラスのMotoGP、765㏄クラスのMoto2、250ccクラスのMoto3に分かれています。

 そしてそして! 何を隠そう夜道雪は、今年のMotoGP日本GPの場内DJという大役を任されておりました! わーい! ということで今回のコラムは、MotoGP日本グランプリ潜入レポートです!

 興奮しすぎて前置きが長くなっちゃったけど許して…。

 ちなみに場内DJとは、会場や閉会の影アナウンス(表舞台に出ない声だけのアナウンス)をしたり、レースとレースの間に場内アナウンスで賑やかすラジオDJのようなものです。

 声優として、バイク乗りとして、MotoGPという大舞台で自分の声を起用していただけるなんて…! なんてありがたいことでしょう…!!

MotoGP開催中の場内アナウンスのDJとして参戦!
MotoGP開催中の場内アナウンスのDJとして参戦!

 キャスティングの決め手は、私が使用しているヘルメットのチョイスにMotoGPへの興味関心が見れたこと。そして…よい声だったからだそう! よい声ですって! テヘヘ!

 確かに私は10代の頃から、SHOEIのマルケスレプリカのヘルメットを愛用しており、ツーリングの時もサーキットの時も欠かさず着用しておりました。

 19歳の頃にはX-LiteのMotoGPカーボンヘルメットを衝動買いしちゃったり…。そんな感じで、MotoGPモデルを愛用している私の姿も見てくださっていたよう!

 MotoGPってカッコいいよなぁ…なんて憧れから購入したヘルメット達ですが、まさかそれらがお仕事に繋がるだなんて…。というか、そんなに見ていただけていたなんて…。

 まだ若かりし頃の私にとってはどちらも高い買い物だったけれど、それらが長い時間を超えてこんなにビッグチャンスをつかんでくれるとは!

10代の頃からマルク・マルケス選手を崇拝してる
10代の頃からマルク・マルケス選手を崇拝してる

 それ以来、私は今まで以上に、毎日毎日、SHOEIマルケスレプリカとX-Liteを撫でまわし、ナメまわし、ホメまわし、愛でまわしております。いいこいいこ。まわしすぎてそろそろふやけたり擦り切れてしまうかも(笑)。

MotoGP日本GPの会場での楽しみ方、現場だからこその魅力!

 それでは、さっそく本題のMotoGP場内レポートに入りますが…。

 このコラムを読んでくださっている皆様は恐らく、MotoGPにも関心がある方が多いと思いますので、今回はポイントランキングやレースの順位など、テレビやWebで見られる内容はネタバレ回避のためにもあまり触れずに…。

 会場での楽しみ方、会場だからこその気づきやできごとなどをメインにご紹介していきます!

 ということで、ようやく始まったMotoGP日本グランプリ。初日はプラクティス(公式練習走行)です。そのタイム結果が予選の振り分けに影響する、とっても大切なプロセスなのです。

MotoGP日本グランプリの初日はプラクティス(公式練習走行)です
MotoGP日本グランプリの初日はプラクティス(公式練習走行)です

 初めて生で見るMotoGPは迫力がスゴかった…。

 画面からだと伝わらない! 少なくとも私のPCとスマホからでは伝わってきてなかった! 耳が、胸が、全身が痺れるようなGPマシンの咆哮に胸のトキメキが止まらない!!

 選手達の走りはアグレッシブで、目の前を通りすぎるマシンはまるで早送り映像のようで、その迫力にこれが練習走行?! と衝撃を受けました!

 そして、画面越しではわからなかったことのもう一つは、会場の賑やかさ!

 初日のプラクティスだというのにも関わらず、期待と興奮を隠そうともしない人々の笑顔と活気で沸き立つモビリティリゾートもてぎ…。

 まさにお祭りなのです!

MotoGPが開催されたモビリティリゾートもてぎの会場内
MotoGPが開催されたモビリティリゾートもてぎの会場内

 と言いいますのも…私は勝手に、MotoGPは格式高い神聖なレースの場で、玄人向けの張り詰めた空気感なのだとばかり思っていました。

 けれども実際には、お子さん連れの家族に始まり、ペアルックのカップル、学生服を着た若者達からシブい壮年の方々など、とにかく多様性に富んでいて、賑やかで楽しそうで、誰もが溶け込んでしまう雰囲気。ミニスカートで赤い髪の毛の夜道ですら溶け込みまくっていたはず(そう思いたい)。

 実際にコースを観にスタンド席へ行く人もいれば、中央イベントエリアのMotoステージにある大画面で、まるで自宅でテレビを視聴するかのように寝そべりながらレース観戦する人たち。屋台で食事を楽しむ人、飼い犬を連れて会場を歩く人、コースを背景に自撮りをする人、人によって様々な楽しみ方をしていたのがとても印象的でした!

 以前の私と同じように「MotoGPを観戦しに行きたいけれど、会場に行くのは敷居が高い…」と、躊躇している方もいるかもしれない。

 そんな方はぜひ一度、気軽な気持ちで、足を運んでみてほしい! レースって、競技そのものはレギュレーションでキチキチに縛られているけど、見る側の楽しみ方は本当に自由そのものだった! 応援の仕方も楽しみ方も、人の数だけあった!

 お仕事とは無関係に、じっくりとレースとモビリティリゾートもてぎを楽しんでみたいなぁ。目標がひとつ増えました♡

朝から元ロードレース世界選手権ライダーの上田昇さんと場内放送を行いました
朝から元ロードレース世界選手権ライダーの上田昇さんと場内放送を行いました

 初日は、朝から放送室にノビーさんこと元GPライダー上田昇さんが来てくださいました! とっても優しいレジェンドライダー。トークでは「バイクは自分のペースで走ればいいんだよー!」と仰っていました。

 こうしてスタートしたMotoGP日本グランプリ。現地での楽しさはサーキットで繰り広げられるレースだけではありません、グランドスタンド側の広場では出展ブースがズラリ。オフィシャルショップではMotoGP公式グッズが買えちゃいます!

小さいビバンダムくんのパネルと記念撮影
小さいビバンダムくんのパネルと記念撮影

 ちなみに…これまで自分の、白くてムチムチボディを、「ミシュランボディ」と自称していた私ですが…。ミシュランの出展ブース前に小さなビバンダムくんがいました! かわいいー! コレは写真撮らないとね! 似てますか?

元ロードレース世界選手権ライダーの岡田忠之さんが登場
元ロードレース世界選手権ライダーの岡田忠之さんが登場

 その後のレースとレースの間に場内アナウンスにですが、ゲストにレジェンドライダー岡田忠之さんが登場! 一緒に放送を盛り上げてくださいました。速いのは大丈夫だけれど、高い場所は怖いらしい…。意外な一面を知ることができました!

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