クリーンでシンプルなCAKE製の電動モデル

　株式会社ゴールドウインが日本国内での販売を取り扱っているプレミアム電動バイクブランド「CAKE（ケイク）」のモデル「CAKE Ösa（ケイク オッサ）」が、「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

　1957年に旧通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承するグッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の取り組みで、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的したものです。

　スウェーデン発祥のCAKEは、持続可能性と責任、敬意を最優先に掲げ、革新的な技術と新しいテクノロジーを搭載し、細部に至るまでデザインを徹底した電動バイク専門のブランドで、アンダーボーンタイプのMakkaやAik、メインフレームを備えたOsaやオフロードモデルのKalkやBukkなど様々なタイプのモデルをラインナップ。

　現在、日本においてはKalkシリーズ3機種、Makkaシリーズ2機種に加え、キッズ向けのオフロードモデルTrull、マウンテンバイクのTrapp、バランスバイクのTrippが用意されていますが、来春にはグッドデザイン賞に選ばれたOsaも導入予定となっています。

　なお、今回の受賞に際し、審査員は次のようにコメントしています。

「CAKEの特徴的な外観は、従来のモーターサイクルとは明確に異なる。無駄のない洗練されたデザインは高い完成度を感じさせるだけでなく、ユーザーが自分の個性や好みに合わせてカスタマイズすることが容易な、シンプルで機能的構造を備えている。EVを選択する環境意識の高いユーザーに対して、モーターサイクル特有のセルフカスタマイズの要素を提供することで、所有者が乗り味や外観を個性的に変更することが可能になり、単なる移動手段を超えてユーザーのライフスタイルに変化をもたらす。その結果、CAKEは都市環境において目立つ存在となり、新たなモビリティの象徴として認知されるはずだ」。