スタイリングも特徴的!ロイヤルエンフィールドの「Himalayan」に試乗!〜高梨はづきのきおくきろく。〜
毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』。クラシックなスタイリングを持つアドベンチャーモデル、ロイヤルエンフィールドの「Himalayan411」に試乗するよ。おおらかな性格がもっと大きい排気量帯のような余裕感も演出してくれている「ヒマラヤ」は試乗するほど満足度が高かった!
無骨なデザインが印象的なヒマラヤ411
皆さんこんにちは!高梨はづきです。
今回は、ロイヤルエンフィールドの『Himalayan(ヒマラヤ)411』に試乗して行くよ!

運の悪いことに、この試乗した日に新型ヒマラヤ450が発表されたの。ということで、新型への試乗の布石として…まずは旧型の試乗記からお届けしていくよ〜!
ロイヤルエンフィールドは、バイク市場が最も盛んなインドのバイクメーカーで(元はイギリス)、日本でも人気の高いメーカーだよね。以前、同社ラインナップのハンター350に試乗させてもらったことがあったんだけど、いいバイクだったので今回のヒマラヤにも期待大!
わたしの好みであるクラシックジャンルのラインナップはどれも魅力的で、乗ってみたい車両がたくさんあるんだけど、今回はアドベンチャーモデルに挑戦!わたしとロイヤルエンフィールドの第2弾は、どんな乗り心地なのかとっても楽しみー!

さて、今回試乗するヒマラヤ411は、2016年に初めて製造・発売されてから、まだ10年も経っていないモデルだよ。生産国であるインドのツーリストの間では「ヒマラヤ山麓を旅するならばロイヤルエンフィールド(ヒマラヤ)で巡るべき」と言われていて、そんなユーザーの声がブランド基盤の1つとなっているみたい。

毎年一回、ロイヤルエンフィールド主催で企画されてきた”Moto Himalaya”は、ヒマラヤ山脈を巡る旅に、このヒマラヤというバイクを使って約1000kmのツーリングを8日間かけて行うイベントなんだって。なんと、20年も続いているんだとか。
ヒマラヤ山脈の周りは、舗装された道もあるんだけど、自然そのままに岩がゴロついているオフロードや川を渡って行くこともしばしば。そんな過酷な旅路を走破できる車両として誕生したのがヒマラヤなんだ。

全体的に、見た目からとても大きく見えるヒマラヤ411。シート高も高そうなので、少し不安を抱きながら跨ってみるも、足付きはしっかり両足着いたので、不安が一瞬で無くなった!わたしの身長(158cm)でシート高800mmもあるのに、しっかり母指球から接地できちゃう不思議。
着座姿勢からハンドルまでの距離はゆったりと余裕があって、上体が起き上がる姿勢で走行できそうなのでライディング時はとっても楽そうだね!

ハンドルを左右に振ってみると少し重い。シールドの長さがあるので、走行風などから全体的に乗り手を包み込んでくれる安心感がある。メーターを見ると、マイル表記ものったインジケータで中々渋くてかっこいい。
最近、600〜700ccくらいの大型車両に試乗することが多かったので、排気量を聞いてから411ccだと知って驚き!もうちょっと上の排気量帯かと思ったので、一気に親近感が湧いてきた。

着座した時の沈み込みも硬すぎず柔らかすぎずのちょうど良い感じで快適に走行できそう。カラーリングはカモフラージュ柄で軍用の山岳バイクみたいでかっこいいよね。ロイヤルエンフィールドは軍用の車両としても実績を残していて、認められている優秀な会社なんだって。そういう背景を知るとより魅力的なバイクに見えてくるよね!