日本海の越前ブルーを望む『魚屋の喰い処 まつ田』で究極の御膳を堪能!! 美味しいアジフライを求めて走る旅
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。越前ブルーを望む福井市の『魚屋の喰い処 まつ田』を訪れました。
究極のアジフライを求めて走ってきた
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のハーレー「ロードグライド」で約500km走ってやってきたのは福井県です。敦賀市で日本海に出た筆者は、国道8号から「しおかぜライン」を走ろうと北上します。何度か走ったり撮影したこともある道で、越前ブルーとも呼ばれる青く美しい日本海を眺めながら走れる、何度来ても飽きないとても気持ちの良い道なのです。

ところが、残念ながら落石などの工事で通行止めになっていました。仕方なく国道8号に戻り、途中から名称が「漁火街道」に変わった越前海岸沿いの国道305号をさらに北上します。敦賀から50kmほど走って福井市に入り、目的の店に到着しました。
今回は、福井市在住で「SOUL SESSION」というバイカーミーティング(2024年は9月28~29日に今庄365スキー場で開催)を主催している中村さんから、是非とも食べに来て欲しいと言われて訪れた「魚屋の喰い処 まつ田」です。
国道に面した看板に「あなたに会いたくて まつ田せいこ丼」と書かれていて非常に気になりつつ駐車場に入ると、数分後に中村さんも到着です。駐車場はかなり広いので、グループでのツーリングも安心です。
早速、店の入口に向かうと、そこには「まつ田せいこ丼」と書かれた顔ハメ看板があるではないですか。いったいどんな丼なのだろうとモヤモヤしながら入店します。

日本海が一望できる窓際の席に座ってメニューを見ます。福井、越前と言えば「越前かに」が名産ですが、シーズンは秋から冬なので筆者が訪れた6月後半には、もちろんありません。夏は「いか」が美味しいということで「その日のいか丼」などのメニューが並んでいます。「海鮮丼」や「旬のお刺身定食」など朝獲れの地物の魚を使ったメニューも魅力的です。
さらにめくると、出ました! 「まつ田究極アジフライ御膳」です。究極のアジフライ! これを食べるために500km走ってきたのです。1日限定20食で「尺アジ」と呼ばれる大きなサイズのアジが獲れた日にしか出せないという貴重なアジフライです。
じつは入店時に中村さんがオーダーを済ませていたので、他のメニューで悩むこともありませんでした。単品でもオーダーできるので海鮮丼などと組み合わせるのもアリかな、などと考えながら料理を待ちます。























