エンジン調整の基準!! キックスタート使用時にも重要!! 「上死点」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「上死点」についてです。
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バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「上死点」についてです。
上死点とは「トップデッドセンター(TDC)」と呼ばれ、エンジンの整備や調整では欠かせない基準位置となっています。
反対に、ピストンが最も下まで下がった位置は「下死点(BDC/ボトムデッドセンター)」と呼びます。
4ストロークエンジンでは、ピストンは1サイクルの間に上死点を2回通過します。
1回は混合気を圧縮し終えて点火する「圧縮上死点」、もう1回は排気を終え吸気へ移る「排気上死点」です。同じ上死点でも役割が異なるため、整備時にはどちらの上死点なのかを正しく見極める必要があります。
点火時期やバルブタイミングは、この上死点を基準に「上死点前○度」や「上死点後○度」といった形で管理されています。

そのため、エンジンの分解整備やカムシャフト交換、バルブクリアランス調整などでは、上死点の位置を正確に合わせることが重要です。
また、ヤマハ「SR」などのキックスタートを採用する4ストロークモデルでは、圧縮上死点から一気に踏み抜くことでスムーズな始動を実現できます。




