フルカウルの「YZF-R」かネイキッドの「MT」か? 排気量違いで幅広く展開するヤマハのロードスポーツ 売れ筋は?
ヤマハではスクーターからスーパースポーツ、原付から大型まで数多くのモデルをラインナップしていますが、中でもとくに人気を集めているのはどのようなモデルなのでしょうか。
ラインナップの軸は「YZF-R」「MT」シリーズ
ヤマハではスクーターからスーパースポーツ、スポーツヘリテージやアドベンチャー/オフロード、原付から大型まで数多くのモデルをラインナップしています。
なかでも「YZF-R」シリーズと「MT」シリーズでは、排気量違いで多くの機種が存在します。
軽快な走りで取り回しも容易な原付2種クラスには「MT-125」や「YZF-R125」、普通自動二輪免許で運転可能なクラスでは排気量155ccの「YZF-R15」や、250ccクラスの「YZF-R25」、「MT-25」、車検が必要になる「YZF-R3」や「MT-03」が挙げられます。
さらに、大型二輪免許が必要なクラスでは、フラッグシップモデルである「YZF-R1」を筆頭に、ネイキッドスタイルの「MT-10」、直列3気筒エンジンを搭載する「MT-09」や「YZF-R9」、ミドルクラススポーツの「MT-07」や「YZF-R7」などもラインナップしています。
そしてクラッチレバーとシフトペダルを装備しない「Y-AMT」や、よりグレードの高い装備の仕様違いなども含めると、じつに15機種以上にもなります。

この幅広い2シリーズのラインナップの中で、とくに人気を集めているのはどのモデルなのでしょうか。あるヤマハ販売店スタッフは次のように語ります。
「250ccから400ccの排気量帯だと両シリーズの人気はほぼ互角ですが、カウル装備で風をよけやすい点が支持され、YZFシリーズの方がわずかに人気があるように見受けられます。
いずれもツーリングに十分使えるモデルなので、最終的にはデザインの好みやハンドルの位置感覚で選ばれる場合が一般的です。
しかし、700ccや900ccになると、MTシリーズの人気が明確になります。YZFシリーズはよりスポーティで硬い乗り味を持つ一方で、MTシリーズは普段乗りやツーリング向けのしなやかな仕様になるためか、人気はMTシリーズに軍配が上がっている印象です。
また、この排気量帯のYZFシリーズは生産台数が少なく、手に入りにくい傾向があります。そのため、大型スポーツバイクの場合はYZFシリーズよりもMTシリーズの方がより人気で選びやすいのが現状です。
このほか、クラシックな外観から、XSR900も非常に人気を集めています」
また、別の販売店スタッフは次のように話します。
「400cc以下のスポーツバイクの場合、若い世代のお客様は見た目のカッコ良さでYZFシリーズを選ばれることも少なくありません。
一方で、ご年配のお客様は乗りやすさを重視してMTシリーズを選ばれる傾向が見られます。また、最近のMTシリーズはカスタムの幅が広い点でも人気を集めています。
400ccより大きな排気量では、“激しい前傾姿勢を避け、楽な姿勢でツーリングを楽しみたい”というお客様を中心に、MTシリーズやトレーサーを選ばれるケースも多く見られます」
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両シリーズは、400cc以下のクラスではデザインの好みと防風性能で「YZF」シリーズが若年層を中心に支持を集めているようです。
一方、大型クラスでは過度な前傾姿勢よりもややアップライトな姿勢になる「MT」シリーズや、趣味性の高い「XSR」シリーズへの関心も高まっているようです。
同一シリーズでこれほど排気量違いの機種をラインナップするヤマハは、ユーザーに幅広い選択肢を提供していると言えるのではないでしょうか。







































