ブリヂストン「BATTLAX RACING STREET RS12」徹底レビュー! 本気で走りの楽しさを追求したい人だけが履くべきプレミアムスポーツタイヤ【PR】

ブリヂストンが誇る「BATTLAX」ブランドの中で、一般公道を走行可能な製品として最も高いドライグリップ性能を発揮する“RS12”。このフラッグシップモデルを高性能スポーツネイキッドに履かせて、走りの聖地である箱根のワインディングで徹底的にテストしました。

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BRIDGESTONE
BATTLAX RACING STREET RS12
RS11の後継として2026年2月に登場したRS12。ブリヂストン製の公道走行可能な二輪タイヤで、最もスポーティなモデルとなる

ブリヂストン製ハイグリップタイヤのイメージを変えるRS12

「BATTLAX RACING STREET RS12(以下、RS12)」の登場は、ブリヂストンのスポーツタイヤのトレンドを変化させるのに十分なポテンシャルとインパクトを感じさせてくれました。

トレッド面のエッジ部分は完全にスリック形状となっている

 数カ月前にホンダ・CBR1000RR-Rでサーキットを満喫した後、筆者(小川勤)は、その驚きを多くのカスタマーやプロライダーと共有することになったのです。

「びっくりしました。こんなフィーリングが出せるんですね。特に前輪」
「あのフィーリングはわれわれがレースで感じていたもので、ようやく市販化になったイメージです」

 これはあるプロライダーとの会話。しかもそのフィーリングを出しやすいのがRS12の特長であり、サーキットでもワインディングでもその分かりやすいキャラクターが変わらないのが魅力です。

タイヤテストのために用意したのは、トライアンフの最高峰スポーツモデルである「スピードトリプル1200RX」

 今回は、トライアンフ・スピードトリプル1200RXにRS12を装着。1日かけてツーリングを楽しんでみることにしました。ツーリングといっても、目的は景色や食事ではありません。目指すはワインディング。都内から箱根を目指し、さまざまな峠道を貪欲に楽しむショートトリップです。

スピードトリプル1200RXのタイヤサイズはフロント120/70ZR17・リア190/55ZR17

 スピードトリプル1200RXを選んだのは、ネイキッドにもかかわらず豪華な足まわりを装備しているから。筆者はRS12をすでに高機能足まわりパーツのひとつとして考えており、その性能を味わい尽くす、またバランスさせる、そして楽しむには、こういった足まわりを持つバイクが頼もしいと考えたわけです。

RS12は、オーリンズやブレンボといった高性能な足まわりパーツと最高のマッチングを見せる

ハイグリップタイヤとは思えない、一般道でのしなやかさ

 RS12は一般道向けのハイグリップタイヤという位置付けですが、市街地や高速道路でも扱いやすさが光ります。まず、停止時から走り出す際にストレスがなく、とてもしなやか。タイヤがしっかりと減衰し、乗り心地のよさを確保してくれています。

まずは高速道路を使って箱根の山を目指す

 また、このカテゴリーのタイヤは冷えている時に気を使うものですが、RS12は走り出した瞬間からしなやかで、高い路面追従性を実感できます。それが大きな安心感につながっているのです。

 トレッドのコンパウンドだけでグリップさせているのではなく、タイヤの内部構造によってグリップ力を引き出している印象で、これはツーリングでも心強い材料のひとつになります。

高速道路で消耗させるには惜しいと感じる人も多そうなタイヤだが、その乗り心地は抜群にいい

 乗り心地のよさや高い安心感は、市街地や高速道路の連続走行でも変わりません。路面の凹凸をなめるように追従し、ライダーの操作にも軽やかに反応してくれます。車体のレスポンスはいいのに過敏ではなく、それが思い通りに操っている感覚を強めるのです。

サーキット走行でのトップスピードを支える性能を持つRS12。当然のことながら高速道路の速度域でも安心感は絶大

 いい手応えがワインディングへの期待を高めます。まずは高速セクションのアネスト岩田ターンパイク箱根からスタート。料金所の手前でRS12のトレッド面を見ると、当然サイドは新品状態。高いギアでタイヤをもむように温めていきます。

レース用タイヤの開発技術を反映した新コンパウンドを採用するRS12。グリップ力の高さは見た目からも感じられる

 前日の雨で日陰にはところどころウエットパッチが残っていますが、不安はありません。前後タイヤに少しずつ熱を入れていきます。

 タイヤが温まっていく感触が分かりやすく、熱が入ったことを実感できると、まるでバイクがコンパクトになったような感覚が訪れます。より軽く、より思い通りに曲がれ、その挙動はとても素直。安心感にあふれています。

ウオームアップを終えて、本格的にワインディングに挑む

 途中で車両のライディングモードを「ロード」から「スポーツ」に変更しました。すると、エンジンレスポンスが高まるだけでなく、サスペンションの減衰力が強まり、よりスポーティに。その結果、高い荷重をかけた際のバランスがさらに向上します。ハイグリップタイヤらしい反応と運動性が楽しめるようになりました。

超タイトな椿ラインで見えた、高いコントロール性能

 大観山からは湯河原へ向かう「椿(つばき)ライン」へ。ここはコーナーがタイトなだけでなく、路面のギャップも多く、落ち葉や枝もたくさん落ちているシチュエーション。しかも最初はテクニカルな下りセクションです。

玄人好みの道として知られる県道75号・椿ライン。撮影前夜の雨風の影響が、路上に色濃く残っていた

 ライディングモードは「スポーツ」だとサスペンションがハード過ぎるため「ロード」に。するとタイトコーナーでの軽快性が強まり、ブレーキングから向きを変える際のレスポンスが向上しました。

スロットル操作やブレーキング、さらにライダーの荷重移動をシンクロさせながら性能を引き出す

 こういった電子制御のアジャストにもRS12は柔軟に対応。先の読めないカーブの曲率、予期せぬ落ち葉や落石も気にならないコントロール性の高さが手に入り、旋回中のライン変更も自由自在。次のカーブをどう攻略するか、まさにゲームのような感覚のまま、浅いバンクでリズミカルにコーナーをクリアしていきます。

椿ラインは有名な公道レース漫画の舞台にも選ばれた道。バイクのシート上からは展望はほぼ楽しめず、走りに集中するライダーが多い印象だ

 そして湯河原から大観山に戻るルートはヒルクライム。スロットル操作にメリハリをつけていきます。路面は決してきれいではないものの、RS12は安心のグリップを発揮。立ち上がりではコンパウンドの柔らかさを感じられます。

最高出力183PSを発揮する1160ccの3気筒エンジンを搭載したスピードトリプル1200RX。ワインディングとサーキットを楽しむために造られたという点はRS12と共通だ

 下り同様、浅いバンクでコーナーをクリアすることを意識しました。タイトなコースですが、スピードトリプル1200RXは1160ccの大排気量を感じさせない軽い動きで次々とカーブをパスしていくのです。

テストは指定空気圧で行った。スピードトリプル1200RXの場合は、フロントが2.3kPa、リアは2.9kPa

 次のページでは、RS12のさらなる真価に迫ります! 箱根といえば外せない、爽快なワインディングを駆け抜けます。

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【画像】箱根のワインディングを堪能! RS12でのスポーツツーリングシーンを写真で見る(65枚)

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