カワサキ「Z2」いよいよお化粧直し段取りへ突入 〜日本の至宝「空冷4発」を未来へ継承〜Vol.22 写真写りは決して悪くありませんが、純正のブラックペイントが剥がれ落ち、タッチアップ痕が各所にあります。肉眼で見ると決して美しくはないエンジンです。せっかくフルレストアするのだから、こんなエンジンこそ美しく仕上げたいものです ペイント作業前にサンドブラストで旧ペイントを剥離しました。さらに高圧洗浄でブラストメディアをしっかり除去後、シリンダーヘッドはバルブガイド交換とバルブフェイス加工、シートカット&擦り合わせ、シリンダーはZ1スリーブの打ち込みと新規ピストンに合わせたボーリング&ホーニングをiB井上ボーリングさんへ依頼しました サーキットでエンジンスタンドにスペアエンジンを載せてピット前に置くと、いつも人だかりができて、質問の嵐だったことを思い出します。しっかり脱脂洗浄してからサンドペーパーによる足付けでも、ペイント乾燥後の食いつきは素晴らしく、ガソリンはもちろんパーツクリーナーを吹き付けても、ベト付くなどの変化はありませんでした 長年の汚れや腐食によって決して美しいとは言えないブラックエンジンでしたが、ガンコートブラック(半ツヤのサテンブラック)にてリペイント実践しました。乾燥機器があればこんな大型エンジンのペイントも楽々です!! ガンコート塗膜には冷却機能があるので、空冷エンジンのペイントには最適なのです ブラック=黒といっても、その印象は人それぞれです。言葉で伝えるのは大変難しいですが、ガンコートの「サテンブラック」は半ツヤ仕上げのブラックになります。半ツヤといっても、一般的には3分ツヤ、5分ツヤ、7分ツヤなどなど、色々あります。サテンブラックのフィーリングは、比較的ツヤ有りに近い7~8分ツヤの仕上がりだと思います モビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)で開催されているDE耐! が100cc時代は、モンキーRTベースのレーシングマシンで参戦していました。車両製作はぼくが担当しましたが、エンジンは熱対策を含めてガンコートの「グリーン」で仕上げました ガンコートブラックにはツヤあり仕上げの「グロスブラック」と半ツヤ仕上げの「サテンブラック」があります。カワサキ純正ペイントのような雰囲気とは違いますが、それもペイントテクニック次第だと思います(DIYですから……) 小型高温乾燥器「CVジュニア」を利用してペイントした、ホンダ4ミニ横型エンジンの部品です。キャブ仕様モンキー系、スーパーカブ系の横型エンジンだと、CVジュニアの乾燥室サイズでも、左右クランクケースを同時に焼き付け乾燥させることができます ガンコートは1液仕様なのが大きな特徴です。ペイント直前までしっかりシェイクして、ガン吹き後も「余り」は缶へ戻せます。歩留まりが良く、無駄無くしかも簡単キレイにペイントできます。ただし高温乾燥器が必要になります 塗膜が薄くカチッと締まった仕上がりになるのも特徴です。作業以前はエンジン番号打刻が読めないほど腐食していましたが、このリペイント仕上げによって「Z2E」刻印が誇らしげに見えるようになりました。愛知県のカーベックが、アメリカのKG社ガンコートペイントの総輸入発売元になります 関連記事 あの巨摩郡の愛車が令和に復活!? ライダー必見のエモ動画も (PR)バイク王 「サイドカバーエンブレム」もリフレッシュ!! バイクの“名称”部品こそコンディションが大事!! バイク業界大手の知られざる裏側、岡崎市の拠点にメディア初潜入 (PR)RED BARON カワサキ「“新”Z900RS」発売! 新たな“ブルー”のカラー&新グラフィックで魅力を深化! 「すごくきれい」「クラシカルなビキニカウルが」「セカンドバイクに欲しい」など反響 カワサキ「エリミネーター」シリーズ 早くも2027年モデルを発売 この画像の記事を読む あの巨摩郡の愛車が令和に復活!? 必見のエモ動画も なぜ「あの店」は旧車に強いのか? 拠点を初公開 バイク不足で高騰中!愛車の相場を調べてみる>> 画像ギャラリー