5連覇確定でもJ・レイ選手は手抜きナシ! ラウンド12 アルゼンチンGPで2勝をマーク
スーパーバイク世界選手権で前人未到の5連覇を達成したKawasaki Racing Team(カワサキ・レーシング・チーム:以下KRT)のエースライダー“ジョナサン・レイ”選手が、ラウンド12 アルゼンチンGPで3レース中2勝をマークしました。
カワサキのJ・レイ選手が11ラウンド目でシーズン5連覇の偉業達成!
Kawasaki Racing Team(カワサキ・レーシング・チーム:以下KRT)のライダー、ジョナサン・レイ選手は、10月12・13日に開催されたスーパーバイク世界選手権ラウンド12アルゼンチンGPで3レース中2勝を記録しました。
KRTのJ・レイ選手は、9月末に開催されたラウンド11フランスGPで前人未到の5連覇を確定させましたが、サーキット・コンディションの悪いラウンド12でも攻めの姿勢を貫きます。
アルゼンチンのサン・ホワン・ビリクム・サーキットで開催されたラウンド12では、12日にレース1、13日にスーパーポールとレース2の計3レースが開催されましたが、レース1でミスを犯したJ・レイ選手は、A・バウティスタ選手(ドゥカティ)に次ぐ2位表彰台を獲得。
翌日のレースに向けてフロント周りのセッティングを行ったJ・レイ選手は、スーパーポールで2位のA・バウティスタ選手(ドゥカティ)に+2.140差、レース2では2位のC・ディビス選手(ドゥカティ)に+5.158差をつけて圧倒的な速さを見せつけました。
●ジョナサン・レイ選手
「スーパーポールレースでは、非常に強く、クールな姿勢でポジティブにレースを展開できました。レース1での結果を踏まえ、フロントのセッティング変更を行いましたが、それによりバイクを安定させることができました。
私達は、アルバロ(A・バウティスタ選手)が最強の男の一人であることを知っているので、彼とレースをするためにはブレーキとコーナーエントリーで本当に強くないといけませんでした。2日目は両方のレースで優勝することがでて本当に嬉しいです」。
※ ※ ※
スーパーバイク世界選手権ラウンド13カタールGPは、10月25・26日にロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されます。
【了】