うわ! いいじゃん!ブリヂストンの最新スポーツラジアルタイヤ「BATTLAX HYPERSPORT S23」を味わう【PR】

ブリヂストンの最新プレミアムスポーツラジアル「BATTLAX HYPERSPORT S23」の乗り味や特性について、モーターサイクルジャーナリストの松井勉さんが解説します。

高い完成度の従来モデル「S22」という存在

 うわ! いいじゃん!

 これは、ブリヂストンがこの春リリースしたプレミアムスポーツラジアル「BATTLAX HYPERSPORT S23(バトラックス ハイパースポーツ エスニーサン)」を装着したスズキ「GSX-8S」で走り始めた直後の印象です。タイヤが与えてくれる安心を全身で感じとれる走り心地。これはいったい! そして、驚きの1日が始まったのです。

ブリヂストン「BATTLAX HYPERSPORT S23」を履いたスズキ「GSX-8S」に乗る筆者(松井勉)

 いやいや、慌ててはいけない。これまで多くの信頼を集める「BATTLAX HYPERSPORT S22(バトラックス ハイパースポーツ エスニーニー)」(従来モデル)だってあれほど良かったじゃないか、と思い出しました。2月にスペインで行われたKTMのメディア試乗会で走らせた「990 DUKE」にOEM装着されていたのが、S22でした。

ウエット路面の中、「BATTLAX HYPERSPORT S22」を履いたKTM「990 DUKE」に乗る筆者(松井勉)

 2月の平均降水日が2日あるかないか、というスペイン南部で運悪くまさにその日に当たってしまい、走り始めてまもなくぽつりぽつり。山岳路に着く頃はフルウエットで、しかもメーターの気温計は3度。峠ではパラパラと霰(あられ)がヘルメットをたたく始末でした。

 濡れると滑るスペインの舗装に緊張感もマックスに。そんな状況下、寒さに震えながらも走りを楽しめたのは、S22のウエットグリップ、ハンドリング性能のおかげだったのです。

「S23」に乗った瞬間からライダーに伝わる素性の良さ

 その記憶が鮮明なまま今日、新しいS23で走り出しています。発見は出発してすぐに始まりました。市街地、しかもゾーン30のような速度域の裏道レベルから、コンフォート性が伝わります。とにかくしなやかにアスファルトの粒となじむように、タイヤが路面を捉え、硬さを感じさせないのです。

低速域から分かるコンフォート性の高さがブリヂストン「BATTLAX HYPERSPORT S23」の第一印象だ

 それでいて低速で舵角(だかく)が大きくあたる交差点でも、サラっとしたキレのある旋回性でスポーツ性もアピールします。取材時は寒波到来のタイミングで低い気温でしたが、走り始めて間もない「暖まっていないだろうな」という不安も、S23は見事に打ち消します。

低い気温でもしっかり性能を担保する「BATTLAX HYPERSPORT S23」

 とにかくタイヤから伝わる安心感がスゴいのです。製品性能をイメージしたレーダーチャートで、ウエット時のグリップ、旋回性、ブレーキングともS22から向上していることを見れば、低温時のパフォーマンスに不安がないことも当然だとは言えますが、それでも出発直後からポジティブな気分になれることが、なによりうれしいのです。

 大通りに出て西へ。速度が60km/hほどに上がってもその印象は変わらず、スッキリ感のあるハンドリングと接地感と乗り心地の良さでストリート性能を満たしています。市街地ブレーキングでも、正確に速度をコントロールできるイメージが減速のたびに伝わる走りの上質感もあります。ここでも乗り心地は良好。プレミアムスポーツツーリングラジアルのように感じる身のこなしです。

従来モデル「BATTLAX HYPERSPORT S22」からさらに進化した「BATTLAX HYPERSPORT S23」のレーダーチャート

気温1桁台の峠道でも寒さを忘れるほどライディングに夢中になれる

 続いて、高速道路で移動してみます。直進安定性は高く、それでも長いカーブで感じる走りの一体感は頼もしく、ここでも安心感に包まれます。あえて登坂車線に進み、ややバンピーな路面に飛び込んでみてもガツンと来ない角の丸い乗り味から、S23はスポーツ派はもちろん、ツーリング派にもオススメなのか……!と分かるのです。疲れを遠ざける走行感で、きっと開発チームは実走テストを重視したんだろうな、と想像が巡ります。

低気温のなか「BATTLAX HYPERSPORT S23」が与えてくれる安心感には驚くばかり

 さらに、ツーリングシーンにある峠道へGSX-8Sと向かいます。タイヤサイズはフロント120/70ZR17、リア180/55ZR17。スーパースポーツ系よりソフトな設定の足回りで、ハンドリングもクイックさもありつつ安定感もある、程よい味付けです。そこにプロファイルもスポーティーなS23とのマッチングでどう味変するのかが楽しみです。

 最初の峠道は対向二車線、連続S字とヘアピンが連続する道です。途中見た気温計は7度。標高が上がると1、2度は下がるはずで寒いのですが、それでも市街地や高速道路で得られた安心感が、ここでもライダーをしっかりと包み込みます。

「BATTLAX HYPERSPORT S23」を履いたスズキ「GSX-8S」で峠道を走る。深くバンクした際にも優れたグリップ力を発揮する

 カーブへのアプローチでブレーキングしたときの、標準の空気圧、低温という条件ながら豊富な接地感がつくる安心感こそ自信のみなもと。握り込んだブレーキレバーを戻しつつ旋回を始めると「ここを走りたい」というライダーの思いを知るかのように走ってくれる精度の高さが感じられます。

 時にタイトに感じる峠道を意のままに走っている感ですっかり寒さを忘れます。これはグリップ力の高さという成分が好影響を与えているのはもちろんなのですが、ことさらそこだけを主張してこないまとまりの高さ、これです。

 結果的に安心してライディングに没頭した結果、ひとつひとつのカーブや景色の中を縫うように走る道を含めて堪能でき「今日はうまく乗れた」という時間が過ぎていきました。

「BATTLAX HYPERSPORT S23」を履いたスズキ「GSX-8S」でワインディングを走る。「ゆとりある走り」が安心感を与えてくれた

 別の日、初回の峠道よりも広くワイドなターンの続く快走路へも出かけてみました。バイクを寝かせて走る時間が長く、ハンドリングを味わう手応えのある道で、ここで実感したのはエッジグリップの確かさです。

「公道でグリップ限界など、このタイヤに訪れるのか!」と言いたくなるほどしっかり、しっとりと路面をつかみ、それでいてキレの良いハンドリングで荷重が増加してもハンドリングの自由度にまだゆとりがあります。

「BATTLAX HYPERSPORT S23」のトレッドパタン。F(左)とR(右)

 コーナリング時にサスペンションがストロークしてS23がしっかりと踏ん張りながらも、細かな路面追従性の良さやライン変更の自由度も持ち合わせている印象で、それでいてピタっと安定感あるライントレース性に包まれながら走るので、バイクとの対話にまさに夢中になれるのです。

 なんだろう、S23はこの瞬間のスポーツライディングの主役でもあるのに、主演をライダーに任せてくれている感。GSX-8SにBATTLAX HYPERSPORT S23を合わせた結果、スポーツネイキッドの良き部分、走りの理想をグッと高めてくれるタイヤだと思いましたし、S22ファンの人にはなおさら、そして未体験の人にもさまざまなシーンでオススメできるタイヤだと言えます。

試乗してみてブリヂストン「BATTLAX HYPERSPORT S23」はさまざまなユーザーにオススメできるタイヤと感じた

 スポーツライディングをメインに楽しむユーザー、トラックデーなどのファンライディングをサーキットで始めたいというユーザー、今回のテストシーンのようにストリートファイターでスポーツしたいユーザーなど、ブリヂストンがターゲットとしたライダーはもちろん、月に一度、いや2カ月に一度しかツーリングできない、けれどそれだけに純度の高いライディング時間を過ごしたい、しかも多少雨が降ろうとも! そんなユーザーにとってぜいたくな時間の友としてS23はオススメ。そんなタイヤだったのです。

ブリヂストン「BATTLAX HYPERSPORT S23」を詳しくチェック!

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Writer: 松井勉

モーターサイクル関係の取材、 執筆、プロモーション映像などを中心に活動を行なう。海外のオフロードレースへの参戦や、新型車の試乗による記事、取材リポートを多数経験。バイクの楽しさを 日々伝え続けている。

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