実績のある4気筒エンジンを搭載

　スズキは、2023年11月7日よりイタリアで開催されているバイクの見本市「EICMA2023」で新型モデル「GSX-S1000GX」を発表しました。

　大型スポーツツアラー「GSX-S1000GT」と同じく、実績ある排気量999cc DOHC水冷4気筒エンジンを搭載するGSX-S1000GXは、BMW Motorrad「S1000XR」やカワサキ「Versys 1000」シリーズ、ヤマハの3気筒モデル「Tracer 9 GT+」などの対抗馬となるスポーツアドベンチャーモデルです。

　スズキ・アドバンスド・エレクトロニック・サスペンション・システム（SAES）と名付けられたショーワ製の電子制御式セミアクティブサスペンションを採用することで、路面状況に左右されにくい安定したブレーキングを実現するGSX-S1000GXでは、最もアグレッシブなモードAから、ソフトなモードCまで3つのライディングモードを搭載。

　スマートフォンと連携可能な6.5インチのTFTディスプレイのほか、トラクションコントロールやアンチウィリーなどライディングの質と安全性を高める電子制御も搭載されています。