旧街道沿いの昭和の雰囲気が残る食堂『永田ドライブイン』へ 美味しいアジフライを求めて走る旅
地元民の口コミに間違いなし。いつか伝説の「大あじフライ」も
待つこと10分ほどでしょうか、まずは「あじフライ」がやってきました。皿の上には大きめのアジフライが2枚、付け合わせはキャベツの千切りとトマトにレタス、そしてカラシとマヨネーズ、レモンも添えられています。
そして「まぐろ巣ごもり定食」もやってきました。ネギトロの真ん中に卵の黄身が落としてあります。思った以上にネギトロの盛りが良いです。これに「あじフライ」を並べて、「仕事終わりの満腹セット」の完成です!
まずは「あじフライ」からいただきます。衣は厚めでサクサク、身はほっこり食感です。熱々でまさにご飯のおかず! なアジフライです。衣の厚みに子供の頃に食べた昭和のアジフライを思い出します。
そして「まぐろ巣ごもり定食」です。最初は黄身を混ぜずにネギトロを醤油につけて口へ運びます。新鮮で美味しい! 巣ごもりのままご飯の上に乗せて丼にしたいくらいです。
黄身を混ぜてみると、脂がのったネギトロにコクが出た感じになり、別食感でまたまた美味しい。ご飯を大盛りにするべきでした。これは刺身や他のまぐろの料理も気になってしまいます。
ご飯のおかわりも考えましたが、すでにお腹いっぱい。帰り道が辛くなりそうなのでやめておきました。筆者も少しは大人になったようです。
これは晩御飯は食べれないなぁなどと思いながら「仕事終わりの満腹セット」完食。量はありましたが、どちらも美味しくて大満足です。
しかし他にも気になるメニューが多数、そして伝説の「大あじフライ」も食べてみたい……というわけで、九十九里や外房へのツーリングを兼ねて、また立ち寄ろうと思いつつ「永田ドライブイン」を後にして帰路につきました。
■永田ドライブイン
所在地:千葉県茂原市高田268
営業時間:10時30分~20時(月曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります
Writer: 増井貴光
旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110