バイクの「希望ナンバー制度」スタート 初日24時間で1万4007件の申し込み!? そのタイミングを解説
バイクのナンバープレートにも「希望番号制度」が導入されました。2026年10月19日0時に受付サイトが開設され、申し込みは24時間で1万件を超えました。第1回の締切は10月25日21時。費用はプレート代の2500円~3000円(税込)のみで、バイクでも多様なナンバープレートの交付が実現します。
全国共通の抽選対象番号は11種類、対象拡大の可能性も
登録車(4輪車)の分野では、希望ナンバーのほかご当地ナンバーやオリンピック、博覧会を記念した特別仕様ナンバープレートなどが発行されていますが、バイクのナンバープレートでも、ようやく多様なナンバープレートの交付に向けた制度が実現しました。
2026年10月19日午後には、希望ナンバープレートを取り付けた国内4メーカーのバイクが国土交通省の駐車スペースに揃えられ、朝日健太郎副大臣が制度の開始を宣言し、「国交省内で行われた2輪関係で最初のセレモニーではないか」と省内関係者が語るほど、特別なスタートとなりました。
ただ、始まったばかりの制度はまだ試行錯誤の段階で、状況に応じて条件が変わっていく可能性があります。
例えば、バイクでは「・・・1」「・・・7」「・・・8」「・・88」「・333」「・358」「・555」「・777」「・888」「1111」「8888」の11種類を、全国共通の抽選対象番号としています。
そのほか品川や横浜、大阪など22地域では、独自の抽選対象番号が設定されています。
これらは先行する登録車と同じ条件ですが、バイクユーザーの動向を見ながら、地域別の抽選対象番号は拡大するかもしれません。
往年のレジェンドライダーや、MotoGPライダーのゼッケンナンバーが人気を呼ぶのか、数字3ケタをモデル名にするポルシェのようにバイクでもモデル名の数字にちなんだ集中する数字があるのか……。
セレモニーでは「819」のナンバープレートが取り付けられていましたが、語呂合わせの数字人気はどうでしょうか。
バイクユーザーの傾向が見極められることになりそうです。
費用はプレート代のみ、ウェブ申込みで運輸支局など受け取りが最速
抽選対象番号の当選番号は、毎週日曜日21時までに申込みを完了した分が、翌月曜日0時以降にコンピューター抽選で選ばれます。

第1回抽選は10月26日0時です。年末年始を除いて抽選は毎週実施されるので、落選しても次週、再び申し込むことが可能です。初回抽選に当選し、同日に入金が確認された場合、最短で11月2日からプレートが交付されます。
抽選が不要の一般希望番号は、10月19日に申込みと入金が完了した場合、最短で10月26日から交付されます。どちらの番号も、入金確認が完了した日から、土日祝日を除いて通常6営業日後の交付です。
受付サイトは2026年10月19日0時に開設されましたが、国交省自動車情報課によると、申込みは24時間で1万4007件あり、「1万件を超える出足は好調」と語っています。早めの申込みが、意中の番号を得る決め手になるかもしれません。
費用は2500~3000円(税込)のプレート代だけです。抽選対象番号も含めて、サイト上で手続きができます。
運輸支局や自動車検査登録事務所に併設された「希望番号予約センター」で申込みすることも可能ですが、申込み完了後にナンバープレートを製作するため、当日に希望ナンバープレートを取り付けて帰ることはできません。
センターで申し込んだ場合は、プレートの製作後に再び運輸支局や自動車検査登録事務所へ出向き、プレートの受け取りと同時にもとのプレートを返却して届出が完了します。
一連の手続きをバイクショップで代行してもらうこともできます。その場合は別に手数料が必要です。標準的な手数料はなく、各店に問い合わせる必要があります。
Writer: 中島みなみ
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。





