【インタビュー】MotoEマシン、ドゥカティ「V21L」に備わる独自の電気ブレーキと冷却システムとは

プラクティス終了後に「Eパドック」を覗くと、すでに走行を終えたマシンへの充電が始まっていた。このマシンは15分のプラクティスを終えて、約17%のバッテリー残量があった模様
マシンへの充電の様子。この後ろに各チームのピットがある
イタリア語で「バイク」は女性名詞だとか。というわけで(?)、「V21L」には1台ずつ女性の名前が付けられている。このバイクは「Francesca」。イタリアンらしい遊び心が素敵
充電システムはMotoEのピットだけが集まる「Eパドック」のピット裏にある
ドゥカティが2023年からMotoEに供給する電動レーサー「V21L」
「V21L」のリアブレーキはドゥカティ独自の電気ブレーキを採用しており、リアホイールにブレーキキャリパーやディスクは備えていない
バッテリーパックはフレームの一部になっている
バッテリーセルが数本まとまったもの。セルのひとつひとつは人差し指大。これがバッテリーパックを構成していて、だからこそ柔軟な形状が作れるのだとか
バッテリーパックの下部には、冷却用の水が流れるダクトがある
ドゥカティ eモビリティ・ディレクター、ロベルト・カネさん。2002年ドゥカティ・コルセに入社。MotoGPエレクトロニクス部門の責任者を務める。2019年にドゥカティ・モーター・ホールディングに異動。MotoEプロジェクト、および将来的なドゥカティの電動バイク全般を担当する

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