バイクはクルマより体力が必要! その理由とは?

乗り物を運転すると一口で言っても、クルマとバイクの運転方法は大きく異なるので、バイクの方が疲れやすいと感じた人も少なくはないでしょう。では、その理由は一体どのような点にあるのでしょうか。

バイクは体力が必要って言われている?その理由とは

 クルマとバイクの運転方法は大きく異なりますが、「バイクの方が疲れやすい」と感じた言われることもしばしば。

 近年では疲れにくいよう設計がされていたり、安全に操作できたりといった機能を持ったバイクも登場していますが、それでもバイクの運転はクルマの運転に比べると体力が求められる傾向にあります。いったいなぜなのでしょうか。

バイクの運転はクルマの運転に比べると体力が求められる傾向にある
バイクの運転はクルマの運転に比べると体力が求められる傾向にある

 まず、運転者の身体に直接風を受けるところが大きな違いとして挙げられます。クルマの場合は窓を開けて走行したとしても全身に風を受けることはなく、少しの風でふらついてしまうこともありません。

 しかしバイクの場合は走行中に身体に風を受けることにより、自身では気づかないうちにバランスを取るなどして力を使っています。そのためクルマの運転とは違った疲れが出るようです。

 それだけでなく、カーブを曲がる時や停車しようとする時などもバランスを取る必要があります。つまり、バイクの運転中は知らず知らずのうちに全身運動をしており、気づかない間に少しずつ体力を消耗しているというわけです。

 また、クルマと違って楽な姿勢で運転ができない点も、バイクの特徴。クルマを運転する際は多少であれば崩れた姿勢であっても走行できるものの、バイクは乗る姿勢やポジションを崩すことによって身体に余計な疲れや痛みが出てしまう恐れがあります。

 ポジションをキープするためには、キープするための筋力や基礎体力が必要であるといえるでしょう。そしてポジションをキープするためには、背筋に力を入れて良い姿勢を保つことが必要なだけでなく、タンクなどを膝で挟む「ニーグリップ」をする力も、バイクを安定させて走るためには必要不可欠です。

バイクの運転はクルマの運転では使用することのない筋肉を多く使う
バイクの運転はクルマの運転では使用することのない筋肉を多く使う

 このように、バイクの運転はクルマの運転では使用することのない筋肉を多く使うため、バイクを運転するためには体力だけでなく、筋力も必要であると言えます。

 また、停車した時に支えられるようにもしなければなりません。たとえ足つきの良いバイクを選んだとしても、支える筋力がないと、停車時に転倒してしまう恐れがあります。

 小さく軽いバイクであればあまり力など必要ないでしょうが、バイクが大きく重くなればなるほど、それ相応の体力が必要となってきます。これは停車時だけでなく運転する際にも同じことが言えるため、体力に相応したバイクに乗らないと、扱い切れない可能性が出てきます。

 こうしたことから、バイクを運転するときの姿勢をキープする力が必要なだけでなく、バイクを操作する柔軟性、バイクを支える力が必要なため、バイクはクルマと違って体力が必要であるとされています。

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